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2020年03月18日03:44

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心学「悪臭」

心学「悪臭」
 
悪臭の中に入れば初めは臭く堪らない。しかし、悪臭の中にしばらく居るとその臭さを感じることが少なくなる。悪臭に馴染んでしまう。

人の心も同じ。初めは悪人を毛嫌いしていたが、親しくなるとその悪意も平気になり、やがて自分も悪意を持ち、平気で他人に悪を行う。

反対に悪意を持った人間が善意を持った人間と交流すると、悪意は徐々に消え、善意を取り戻すようになる。人間は他人に感化され易く、その同じ資質になる。

これは友人知人、同僚や上司、また人間教育の基本である家庭も同じ。家族に悪意が強い人間が多ければ、その子供も悪に染まり易い。

自分を囲む人間関係を観てみよう。果たして如何なる匂い(臭い)がするのかを見渡してみる。また、自分自身もどのような匂い(臭い)がするのかを確かめる。

この確かめる方法は周囲の人間を観ればわかる。

友人知人を選ぶ場合もこの点を注意しないと、同じように染まってしまう。

ただ、自分の意識が強ければ染まることはない。

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