竹橋にある『毎日新聞社』に来ている。旧友と会うためだ。何十年も会ってなかった。電話で話す声は昔と変わらず若々しいが、会ったら老けてんだろうな、きっと。
若いころ、「お前こそが記者に相応しい性格なのに」とその友人に言われたことがあった。その時は、たしかに自分でもそんな気がしたが・・・今は、本当のところはどうだったのだろうか? と思う。
ひとつ言えるのは、もしぼくが新聞記者になっていたら、今ごろとっくに死んでいただろうな、と言うことだ。無理が祟って過労死が自分の終焉だったような気がしてならない。それでも、現在の無為徒食のブタの自分とどっちが良かったのか? は今のぼくには分からない。
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