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2020年01月11日03:38

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心学「長たる者」

心学「長たる者」

長たる者は常に下の者を慈しみ労わり、思いやりの心を以って、平等に愛することである。それが依怙贔屓や差別があれば、長たる者の器ではない。下の者が喜べば、共に喜び、悲しめば、共に悲しみ、励まし、気力を与える。

下の者が上に合わせるのではなく、長たる者が下の者に合わせる心の器を持つことである。その「仁」の心があれば、下の者は自ずと上に合わせることになる。

それが大きい器でない人間が上に立ち、「上から目線」「見下した態度」になれば、下の者は長たる者や上の者に従うことはない。

下の者は上の者を観察し、それなりの判断をしている。長たる者はいつも下から観られていることを忘れずに、「仁」の心を以って接することが大事。

それが自分自身の仁徳を積むことになる。

自分のことを気にするより、下の者に気を使い、長たる者が下の者に「するべきことをしている」のかを常に自問すること。心を配る、それが本来の心配である。

世に名を残した名君や偉人ほど、下の者への心配りは長けていた。それゆえに大勢の人間が従い、大事業を成すことができた。

名君や偉人を学ぶことはその「心配り」「気配り」を観ることである。

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心学者 円 純庵オフィシャルブログ「心を円やかに」

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