mixiユーザー(id:15395935)

2020年01月04日03:33

123 view

心学「季節」

心学「季節」
 
季節は移り行く。毎年、暦は春夏秋冬だが、同じ春夏秋冬ではない。その時々の季節で天の動きも同じではない。人間の心も過去と現在、未来は同じではない。同じ身体もなく、心身共に移り行く。全ては変化を続ける。

この変化の中に人間は迷いや悩みを創り、自分自身を苦しめる。迷いや悩みも同じ内容はなく、その時々で変わる。その度に試練を受け、乗り越える為に知恵や工夫が生まれる。

しかし、人間は心の中に固定するものを創り、それにしがみ付き、自ら苦しめる原因を創っている。しがみ付くことは流れ行くことに対して、天地自然の万法に反する行為である。

それは逆に自然治癒力を以って戻される為に、一層戻される苦痛を受けることになる。「流れるべきことは流す」「流されるべきことは流される」これが自然の法則。無理にしがみ付かないことを頭に置いて対処すべきである。

川の流れに木材で作った簡単な小屋のようなもので、やがて流れによって壊されてしまう。川の流れは緩やかな時なら良いが、流れが急になれば即壊される。しがみ付くとはこのような小屋と似ている。

************************

心学者 円 純庵オフィシャルブログ「心を円やかに」

アメブロ「+フォロー」宜しくお願い致します。

仁徳学問所・心学道場「恕庵」・京都 和の国

https://ameblo.jp/en-jyunan/entry-12564433254.html#_=_
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する