mixiユーザー(id:1772351)

2019年12月28日06:23

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耄碌のあとさき

 ぼくは若いころ、耄碌したような老人を見かけると、ああはなりたくないものだと思った。そして自分だけは将来も絶対に耄碌しない、という確信にも似た思いを抱いていた。そんなぼくもこのごろの自分を振り返るときに酷く耄碌したもんだなぁ、と思うようになってきた。
 ・・・本当は耄碌は恥ではないのかもしれない。ある意味で生きる者の究極の成長の証ではないのか? とさえ思えたりする。ただ「究極」なので、その後に続くのはさらなる成長のほうではなく、「終わり」だということだけだ。
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