3幕のうち2幕目途中まで物語が動かず、撃沈。
目が覚めると既に重要な場面は終わった模様。
しかし「近松」と同じ作者と知り合点がいった。
この作者・秋元松代の戯曲はどこかいびつだ。
フェティッシュに行けば説明がつく部分を外から観察するように描く。
だから観ていて本質と触れあえない。
大河ロマン的なものを想定して行ってみたら、ミステリを観させられた感じ。
記憶には残るが、内容は忘れちゃいそうな気がするなあ。
しかし雪乃役の中村ゆりは美しかった。
もっと見ていたかったほどの美貌だった。
第3幕の巫女役で、徹底的に出番があったら嬉しかったけれど、残念ながらそういう戯曲ではなかった。
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