mixiユーザー(id:22004800)

2019年11月10日22:23

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2019書評280

「カインは言わなかった」 芦沢央、文藝春秋。

本日3冊目。

図書館で予約して読みました。

難しい。

書いてある意味もそうだが、登場人物たちの考え方、行動が、私には到底できない。

勿論、芸術に命懸けてないから、できる訳はないんだけど、多分そういう環境下だったとしても、本質的にここまでの行動を取らない気がします。

だから、小説・フィクションとしてスゴいと思いましたが、理解は完全にはできなかったし、理解できない自分に対し、何ら恥ずかしさも感じない。

自分はこういう世界に縁遠いと再認識したのと、この設定でミステリーに仕上げてきた作者の力量を再認識しました。

100点満点中69点。
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