心学「雲」
天上の雲、同じ形の雲を見ることはできない。地上の水分が水蒸気となって天に昇り、水滴の塊である雲となる。地球創生以来続いている自然現象。
雲と同じように、人間の心も同じで瞬間に思ったことが過去と同じということはない。過去と云う時間の積み重ねが水蒸気と同じように、心に変化していく。
心に晴天や曇天、そして雨天もある。目に見えない水蒸気が「思い」になり、天と云う心になる。人間の心も一定ではない。
晴天ばかりでは作物は育たない。雨天や曇天があるから動植物は育つ。人間で云えば艱難辛苦になる。喜怒哀楽は人生の天候。そして、地上大地は自分自身である。
艱難辛苦や喜怒哀楽に一喜一憂せず、天地自然の万法に従い、晴天、雨天も楽しむ心を創る。雨があるから心が潤い、晴があるから心が爽快になる。
日々、天空の雲を眺めてみよう。そこには自分が学ぶ自然の相(すがた)がある。雲が増えれば雨になるが、風によって雲は去って行く。
その風が時の流れになる。風と云う時が人生を変えてくれる。
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円 純庵オフィシャルブログ「心を円やかに」
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