日本海を臨んで帰宅

2019年10月19日　土曜日　曇り後晴れ後雨時々曇り後晴れ
　昨晩の蛙だが、2度あることは3度あると謂うから、また来るかと思ったら来なかった。ということは撮られに来たのか？両生類のくせにテレパシーが使えるのか！？

　起床8時、出発10時19分。土曜日だし駐車場だし車が来たり、最悪、管理者が来て小言のひとつも賜る事も想定していた。だが人っこ1人来なかった。かたくりの森場内を見回っても車１台、人1人として見当たらない。しかし、こんなにも徹底的に草が刈られ、整備されまくった場所に泊っておいて完全犯罪などと得意がる訳にはいかない。
　かたくり山荘という昨晩は山小屋かと思っていた建物は避難小屋だった。ならば管理者が来てたとしてもスルーしたろう。

　なんと晴れた。昨日は5枚着てたのに、2枚でも暑いくらい。
　引き返して廃道のようで廃道でない道を撮ってみる。微妙。

　柏崎をバイパスで迂回し日本海を臨む。日本海は北海道でも北陸でも山陰でも味があって良い。何か共通する鄙びた味。
　聖ヶ鼻に向かう道があるので行ってみる。石碑があり読むと間宮林蔵より松田伝十郎が3日早く樺太が離島だと確認しているという。
　草むした階段があるので登ってみる。すぐに終わるかと思いきや続いていて、随分登らされる。終点に着くが、何をさせたいのか？鼻の先の小島を拝ませたいのか？中越地震で崩壊した道を見せたいのか？

　13時頃、晴天はこれで終わり降ってくる。米山駅の駐輪場で変身（合羽を着込む）。説明しよう、時間がかかり面倒臭いし貧乏臭いのだ。おまけに合羽が臭い。洗濯？いや今回の旅を最後に捨てるつもり。浸水しはじめたし。米山駅は無人駅で周りにも人の気配がない。

　柿崎から県道61号線で南下、広域農道なども通り野沢温泉方面に向かうが崩落で行き止まり、引き返し国道403号線で。ゆきだるま温泉の先で通行止の表示、ここまで来させておいて、それはない。分岐点で知らせてくれよ。バイクなら？と思い無視して進むが、日が暮れた。今回の旅はこれでお開き。で引き返す。

　国道405号線で津南を目指すが、これがたいそうな酷道で対向車が1台も居ない。また途中で通行止めなのでは？と不安になりながら進む。いちおう周りには民家がある。
　右が国道405号線という表示、国道なのに曲がらせるのかよ？と不審に思い地図を見ると直進の県道80号線とその先の国道353号線の方がずっと良い道。昼間で晴天なら、そのまま国道405号線が面白かろうが。

　国道117・353の分岐のスーパーでカップラーメンとお惣菜で人間の燃料を補給し、国道17号線ピストン。
　疲れた状態ではピストンも悪くない。もしうまく長野に行けたとしたら慣れない道で高速に乗らざるを得なかったろう。17号は慣れている。しかも永井食堂の先から新しいバイパスが出来て快適だ。
　三国峠越えは、負けを認めない車の後ろを走る。まあ、雨天だし路面は濡れてるし夜間だしで、こちらも無理はしたくない。路面が乾いていたら登坂車線からぶち抜いたろうけど。
　国道16号線に入ると、なんと月が出ている！帰宅26時頃。