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2019年10月07日21:17

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今度は眼か(泣)

 瓢箪から駒、というのとは少し違うけど、まさかの結果が出てしまった。
 毎年、12月か1月に検眼を兼ねてメガネを買いに行く。私はど近眼で乱視、さらに老眼である。最近はiPhoneで15分くらいニュースを読むと、そのあと目が15分くらいかすむようになった。
 私がしばしば利用するメガネ店は眼科が併設されていて、メガネを作る際には眼科医の検診を受けないと買えない。
 入店して、メガネのフレームを選んでから店員さんに声を掛け、このフレームでメガネを作ってもらいたい旨を伝えた。
 ここで、店員さんから検眼師にバトンが渡る。作りたい度の希望を伝えてから、何種類もの視力測定が始まる。犬を散歩させても周りの状況がよく分かり、買い物をする際に原材料の細かな表示が見え、本を読むのに疲れないメガネ、という希望を伝えた。こういう二律背反は厳密に言えば不可能なのだが、検眼師は私にあれこれ質問をしながら、なんとかやりくりしてくれる。
 で、度数などが決まった。
 次に眼科医の診察だ。15分ほど待って名前を呼ばれた。
 メガネを買うだけの客だと通り一遍の診察しかない。これまでは数分で終わっていたのだが、今日は医師に「なんとなく2年くらい前から視野狭窄になったような気がするんですけど」と告げてみた。一般的に「視野狭窄」とは頑迷な思考の持ち主という意味合いもあるので、言葉に出すのは憚られた。自分が頑迷であることを自覚しているから。
 医師は「では、視野狭窄の検査をしてみましょうか。お時間はありますか」と答えた。
 眼球の撮影も含めると30分を要し、費用は6千円弱だという。
 了解しました。
 で、検査を受けてから、再診察になった。
 左目が視野狭窄で、医師は緑内障のようです、と言った。もう少し精密な検査をしますか? と問われたのだが、既に夕方の5時を過ぎていたことと診断結果にめげてしまい、「うーん」と唸るばかりだった。
 では、2カ月後に来院してはどうでしょう、緑内障の進行を抑える薬を2カ月分、処方しておきますから、と言われて納得し、診察室をあとにした。
 で、ふたたびメガネ売り場に戻ってカルテを出し、店員さんとレンズや掛け具合の調整などを話し合った。
 検眼師にお願いしたメガネの度数は、ややiPhone重視とでも言おうか、遠くはよく見えないゆるさだ。緑内障という診断で気持が重く、その場で「あの……、いったんは近くを最重視のメガネにしてもらったわけですが、方針をちょっと変えたくなりました」と伝えると、対応していたかたがすごく親身になってくれて「では、もう一回検眼してみましょう」と。私と同年輩の店員で、目の悩みをよく分かっているふうに思えた。
 さっき見てもらった検眼師さんのところへ私を連れて行き、ふたことみこと私の意志を伝えてくれた。今度は簡単な検眼で、度数を0.25上げることになった。
 で、戻って来て彼といろいろ細部まで話をしてから、店を出たのだった。
 小雨が降り出していた。傘は持っていたのだが差さないで、最寄り駅まで濡れるに任せた。
 
 昨夜、午後10時から「BS1スペシャル 証言ドキュメント辺野古」を見た。途中、BSニュースを挟んで1時間50分の長尺だった。戦後から今年の土砂投入まで、日米両政府の思惑に翻弄され続けた辺野古の歴史を、これ以上ないくらいに分かりやすく描いている。こういうと語弊があるが、辺野古は日本政府がアメリカに差し出した「人柱」だと思った。辺野古だけに限らず、日本の米軍基地の8割が集中する沖縄も人身御供であるし、原発立地点の市町村は東京圏関西圏の「娼婦」みたいなもんだ。わずかの金で利用され、蹂躙された田舎町。
 こういう政府が支持率5割をらくらく超えるんだもんなぁ。腐り切った教育に洗脳された奴婢の国だと思うのだが、「権力に立ち向かうのは、相手が大きすぎる」と番組の証言台に立った辺野古住民の諦観と似た気持を私は味わっている。
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