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2019年10月03日14:02

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秋の日の爺さんの頑張り(中)

やはりパスポート写真の審査には可愛いか可愛くないかなんてのは関係ないようで、可愛いすぎるからダメ!なんて言われることもなくヨメはんの申請書は第一チェックポイントをあっけなく通過してしまいました。
しかし、光ってるってのは重大な障害となるようで、小生の申請書の顔写真は係のオネエサンが、う〜ん、光ってますねえ、ほら、こことここと、それにここも…
困った顔で指さしていきます。
げげ、撮り直しなんてことになったらまた行列に30分も並び直すことになるよなあ〜と、すがるような目つきでオネエサンに訴えましたら、たじたじっとして、ちょっとお待ちください、訊いてきますから、なんてバックヤードに消えました。

そんなに光ってるかなあって残ってる写真を取り出してみながら隣に座ってるヨメはんにきいたら、ハゲてるおでこがいけないのかな〜、あそこにあるパスポート専門の写真屋さんで撮ればよかったねえ、あるのは知ってたけど混んでるだろうと思ってやめたんだよ、あ、ひょっとして町の機械で撮ってきた人には厳しくしてんのかもよ、なんて穏やかでないことを言います。
しかし平日の午後三時になろうとしてるのに大勢の人たちが押しかけてますねえ…
柱に貼ってあるお知らせを見たヨメはんが、ほら新宿と有楽町じゃ混むときは2時間以上待つことがあるなんて書いてあるから、まだ今日は立川だからましなのかもよなんて言いました。
う〜む、難民申請じゃあるまいし、そおか…、なるほどねえ、豊かになりグローバル化したにしても日本人は暢気なもんだねえ、なんて自分のことは棚に上げて感心してしまいました。
小さな子供連れの家族もいるから、幾つからパスポートっているんだろうねえ、小学生くらいからかね?ってヨメはんにきいたのですが、知らないそうなんで帰ったら調べてみることにしましょう(※)。

あ、気がついたら係の職員さんはみな女性です。
少しでも柔らかい雰囲気にしておこうという考えなのかな?年寄りはワシらみたいにどっか書き間違えや不備があって世話が焼けて時間がかかるし、ああじゃこうじゃ文句を言う人たちが増えてるだろうしなあ。
おっ、オネエサンが戻って来ましたよ。
大丈夫でした!ってニコッと笑って、では奥様だけ残ってくださればけっこうですから、なんて吾輩は放免されました。
細かい書類に関するやり取りはしっかりした妻がいればいいみたいですなあ、あれこれ訊いても耳が遠くて頼りない旦那だと見透かされたようですわーい(嬉しい顔)

※調べたら新生児の赤ちゃんでもパスポートは必要なんですってねえ目
でも、成長するから5年用のパスポートのみなんですって。うん、納得です。
あ、成田空港では赤ちゃんの顔が成長してどんなに変わってても、審査官はパスポートと本人をじっと見比べて「うん、育ったね〜」って言ってOKだそうなわーい(嬉しい顔)
他の国はどうなんでしょか?

(追記、どうやら小生つらつら考えまするに、証明写真を撮った日は真夏のような暑さで、半坪ほどの箱の中で四苦八苦して機械と格闘しましたんで汗だくになっておりましたんですなあ、そんで顔が光ったまま写ってしまったんではないかと。
今、一枚切り取っただけで、大が2枚、小が3枚も残ってるのにもう使うことがないであろう証明写真をつくづく眺めておるんですが、老いてサビを増し、ハゲて光ってるというより汗で輝いてるような我が顔に、よく生き延びてきたよなあ、なんてつぶやいてしまいました。強引に風格を増したって書こうとしたんだけど、やっぱりサビだねわーい(嬉しい顔)

さらに次の日の25日には久米川にある補聴器屋さんに、ようやく愛用の補聴器のメンテナンスをしてもらいに行きました。
買って一年たち、どうもいまひとつ聞こえが悪く感じるようになりましたし、消耗品の耳垢防止材がなくなったので前々から行かないとなあって思ってはいたのですが、なかなかこういうのは面倒ですから、空豆亭→サボテンの植え替え→息子との夕食会→パスポート取得、なんて弾みがついた今こそチャンスです!

しかし、また真夏のような昼下がりで、これなら年寄りは家から出てこないだろうと考えたのが間違いでした。
三人がカウンターに座って満席ですし、待合席には二人います。
ともかく長いんです。
一人にかかる時間がともかく、その、なんともうしましょうか、お察しくださいあせあせ
美人の店員さんが困ったように”ずいぶんお待ちになりますけど、よろしいですか?”なんて応対してくれましたので、にこやかに引き下がり、また出直すことにしました。
う〜ん、明日にしょうかなあ…
と、いままでの小生ならなし崩しにうやむやになってしまうとこですが、どっこい、今の弾みがついた爺にはその手は通用しません!
帰宅して洗濯物を取り込み、掃除してから再度訪れましたら席が空いていて、幸運なことに先ほどの美人さんがお相手をしてくれました。
お昼にもいらっしゃいましたよねえ、申し訳ありませんでした…なんて嬉しい一言で爺はさらに幸せに。
ふむ、なんかいい方向にここんとこいってるなあ〜
そうそう、先日ようやくアマゾンでヨメはんが注文してくれた血圧計が届いたんで、おっかなびっくり計ってみたら、やっぱり医院でと同じく上が140もあったんだよね。
そんで三日ばかり花小金井まで多摩遊歩道を散歩したりプールで運動したりしたら、なんとあっという間に120まで下がって、その後の1週間のデータを一昨日ドクターに見せたら、注射をうったみたいに効きましたねえ〜って感心されたのでした手(チョキ)

今回は写真なしの愛想なしでゴメンナサイです。けど、「秋の日の爺さんの頑張り(下)」ではたっぷりお見せする予定ですのでヨロシクねいペンギン

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