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2019年09月28日03:40

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心学「仁孝」

心学「仁孝」

身内や他人に仁の心を以って孝行することが仁孝。今では死後に近い言葉になった。と云うことは、現代教育の中で「仁孝」を教えることがないのだろう。

身内を慈しみ、他人を思いやる心に欠ければ、人間関係で支障を来す。勉学よりも大事な心であるが、それを指導しない教育では、思いやりや慈しみの心に欠けて当然であろう。

心の教育より進学や就職に力が入り、人間形成が蔑ろにされている。「仁慈」「仁愛」「仁孝」は教育の原点である。教育とは「教え育てる」意味。特に育てることが家庭でも学校でも中心になる。まず、教える教師や親が「仁」を学び、生徒や子供に教えなければならない。

「人が人である所以は心の仁にあり」、仁がない、仁に欠ける世の中は争いや憎しみ合いになり、心が平安になることは少ない。

これまで学校教育で習うことがなかった成人は、聖賢の書を紐解き、「仁」とは何かを自習しなければならない。特に論語や孟子、大学や中庸は基本的な書物。初心者向けの書物もあるので、自分に合った内容を探すこと。
そして、子供や身内、知人や部下に教えてみることでも自分がさらに成長できる。何も学ぶ心がなければ、歳を取るけど心は成長しないままになる。

そこそこの年齢になったら「人に諭す話」くらいはできなければならない。それも自分自身の心一つである。

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円 純庵オフィシャルブログ「心を円やかに」

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