心学「階段」
階段の段数、上から数えても下から数えても同じ段数。どちらかが増え、どちらかが減ることもない、全て同数である。ところが昇降の疲労度は異なる。
長い階段になればなるほど、昇降の疲労度に差が出る。昇りは疲れ、降るのは楽。この階段は人生と同じで、長い階段であればあるほど昇りは疲れ、降るのは楽。
成長には時間を要し、堕落は一気に降ることが出来る。成功には時間を要し、失敗は短時間で起こり得る。
今、自分自身が昇りかけている階段の長さは、また降りかけている階段の位置はどこなのか。昇りかけている途中で降る人間もいる、反対に降りかけていてもまた昇る人間もいる。
人生、いつも階段に立っている。そして常に昇降も考えている。死ぬまで続く階段と云う道程、今日も明日も昇るか降るかを心で判断している。
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円 純庵オフィシャルブログ「心を円やかに」
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