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2019年09月15日03:49

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心学「月とスッポン」

心学「月とスッポン」
 
俗諺で「月とスッポン」がある。これは満月の「丸」、スッポンは関西では「丸」と云う。スッポン鍋のことを「丸鍋」と呼んでいる。同じ「丸」でも天の月と池のスッポンでは天地の差があることを意味している。

しかし、月はいくら神々しくとも腹の足しにはならない。でも、スッポンは滋養強壮に最適の食品である。月に触れることはできないが、スッポンは触れば噛みつかれることもある。月を眺めては心和むが、スッポンを見てもあまり和まない。

天地の差はあるが、それぞれの役目や効能もある。人間も同じことが言える。上にいる人間、下にいる人間。それぞれの役割がある。しかし、人間は常に固定するわけではなく、上にいた者が下になったり、下にいた者が上になったりすることもある。

月は月、スッポンはスッポン。月は同じ丸でもスッポンにはなれない。スッポンは月には成れない。人間関係も同じで自分と他人は比較できない。比較できないことは批判や批難もできない。

それぞれに価値があることを認める「仁」の心が必要です。人間、「同じ人、人は集まりで互いに活かし合う仁徳の心」こそが「道理の徳」になる。

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