心学「暗記」
暗記と実学。実学とは学問を実践すること、暗記は実践ではないので、いくら頭で覚えても心身の栄養にはまだならない。
覚えることも大事、しかし、暗記は人によっては才能が異なる為に暗記することが苦手な人もいる。その時は文章を読んでも構わない。
学問は自分の仁徳を高める修養であり、それを実践することで心の相になる。実践で学問が実になる、それが実学。暗記も若い内は容易いが年配になれば不得意になる。
その時は何度も読み返して、心に叩き込む。叩き込み、何度も声を出し、それを繰り返すことによって、心に染み付く。
若い内から学問に励む人間は少なく、壮年期になってから人生に目覚め、学問の必要性を感じるようになる。しかし、悲しいことに壮年期は暗記が苦手になる。
それで繰り返し読み、次に声を出して更に読む。ただ、文字を追い掛けることより、声を出すことで心に染み付く率が上がる。
それがやがて実践することで、心身の栄養となってそれぞれの相を形成する。頭で覚える地図と同じで、その地に行って初めて覚えた道順や街並みが具現化する。それでも間違いは起き易いので更に学ぶことが大事。
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心学道場「恕庵」心に刻むことにより実践できる
円 純庵オフィシャルブログ「心を円やかに」
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