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2019年09月07日16:36

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坂道でのUターンのコツ

ツーリングとかで坂道でUターンして転ぶ人が時々います。
一般的に、坂道でのUターンは難しいので、しないほうが良いと言われています。

坂道のUターンにコツはあるのでしょうか?
これ、結論から言うと、特別なコツはありませんし、特にコツは必要ありません。
基本が出来ていれば、坂道でも普通にUターンできます。
でも、話が終わってしまうので、あえて言えばの事を書いてみます。

坂道は平地に比べてバランスを崩しやすい事は確かです。
普段から低速でのバランス感覚に自信がない人、Uターンが苦手な人は、坂道でUターンしないほうが良いでしょう。

登りと下りなら、登りのほうが難しいと言われていますが、私は、どっちもどっちだと思います。
登りはUターン時バランスを崩すと、右足を地面につきにくいので、あせってしまう事と、バンクさせにくいので大回りになりやすく曲がりにくいと言われています。
一方、下りは、Uターンの後半が登り坂になるので、半クラッチでのバランス取りが坂道発進のようで少し難しいです。

坂道でのUターンもそうですが、平地でのUターンも苦手な人は、皆、低速バランスが下手です。
ここでもセルフステアという間違った考え方が原因の一つだと思います。
バイクは、バンクさせて曲がる物でハンドル操作は自然に任せるという考え方です。
Uターンが苦手な人は、まず、この考え方を改めたほうが良いです。
超低速で曲がる時は(Uターン時は)、バイクをバンクさせなくても曲がれます。いえむしろ、バンクさせないほうが安全です。
なるべく、バンク角は0で、ハンドル操作のみでUターンしたほうが良いです。(バンクよりハンドル操作をメインでバランスを取ります)
超低速でキープレフトで左折している時や、Uターンしている時に、自転車や歩行者や他の車等が来て、ブレーキをかけないといけない事があります。
この時に、バンクさせていたら、軽いバイク以外は、立て直すのが困難です。そのまま転んでしまう事もあるでしょう。
バンク角0でハンドル操作のみでUターンや左折をすれば、ブレーキをかけて、普通に足をつく事が可能なので安全です。(止まる瞬間までバンクはさせませんが、ハンドルを使ってバランスはとったほうが良いです)

ハンドル操作のみのUターンでも、中央線のある片側1車線の道幅の道路であれば、大型バイクでもUターンできます。
住宅地の交差点で、キープレフトで超低速で左折する事も、ハンドル操作のみで可能です。
4輪車が対面通行できないような狭い道では、わざわざリスクを冒してUターンする必要はないと思います。
どうしても、そこでUターンしないといけない場合は、おりて押すか、足をついて、切り替えしてUターンするのが良いと思います。(腕に自信がある人は、フルバンク・フルロックターンをしてください)
狭い急坂の場合は、登りは、山側に足をつきながら切り返せばUターンできます。
狭い急坂の下りは、途中まで乗ったままでエンジン等で反動をつけて、必ずバイクの前を坂の上方向に向けてから、切り返す事です。
坂の下にむけて行き止まって、切り返そうとしても、重いバイクの場合は、坂に逆らってバイクを動かすのは困難で、ドはまりします。狭い下り坂で行き止まりの可能性があるところには、絶対一人で行ってはいけません。
坂の上向に出来なかった場合は、何とか90度に出来れば(横向きに出来れば)、サイドスタンドを軸として利用して向きを変えるという方法があります。バイクが下り坂に向いたままサイドスタンドターンをしようとするのは、サイドスタンドが外れて危険なので、あらかじめ90度は向き変えをしてください。

すごい急坂の下りで切り替えしで転回する場合は、登り側にバイクを向けられたとしても、フロントブレーキだけだと切り替えす時に、下にずるずる行ってしまう可能性があるので、対向車線側から左回りで旋回してから切り替えしするほうが良いでしょう。そうすれば切り替えし時に山方向が左足になるので、右足でリアブレーキを使えます。

登り坂では、バンクさせにくいからUターンしにくいという説がありますが、バンクさせずにハンドル操作でUターンすれば、普通にUターンできます。
仮に曲がり切れなかったり、バランスを少し崩しても、バンクさせないUターンであれば、登りであっても山側の足を付く事が可能です。
下り坂に比べて登り坂の方が大回りになりやすいと言われていますが、バンクさせないハンドルでのUターンの場合、さほど変わらなく感じます。
ハンドル操作のみでUターン出来ないような狭い坂道ならば、わざわざそこでUターンする事は避けたほうが良いです。
登りのUターンでは体を内側に入れようとすると平衡感覚を失いやすいので、体はリーンアウトのように直立で残したほうが良いです。

急坂でのUターンを出来るようになりたい人は、まず平坦地でのUターンがハンドル操作のみで普通に出来るようになってください。(超低速で、フルロックターンまで出来るようになればOKです)
あと、急な上り坂での一時停止場所で、足をつかずにバランスをとって一旦停止できるようになってください。
この二つが出来るようになれば、急坂でのUターンは何も練習しなくても出来ます。
この二つは、特に練習しなくても、普段の運転でキープレフトで超低速で左折したり、登り急坂の一時停止場所を見つけて、そこをなるべく通るようにすれば、自然に習得できます。


以前書いた記事、「Uターン習得の仕方、Uターンのコツ」
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1966553551&owner_id=1750116


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