mixiユーザー(id:1750116)

2019年09月01日17:24

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バイクの死亡事故の8割は直進時に起きる

ライダーであるなら、ほとんどの人は、友人、知人、同級生のバイク死亡事故を経験していると思います。
昔は、10代の若者が死亡事故を起こす事が多かったですが、今は40〜50代の大型自動二輪ライダーが、一番多くバイク事故で亡くなっています。
そして、バイクの死亡事故の8割は、直線で起きています。

死亡事故の原因を分析して、その原因を避けた運転をすれば、自分が死亡事故に合う確率を少なくする事が出来ます。

まず、大型ライダーの死亡事故が多い事から、直線で速度が出すぎている事がわかります。
エネルギーは速度の二乗に比例して大きくなりますから、速度は死亡事故の大きな原因と容易に想像できます。
バイクの登録台数も事故数も50ccが最も多いですが、死亡事故はダントツで大型自動二輪が多いです。このデーターから、死亡事故は腕より速度が原因とわかります。原付ライダーは下手なので事故は多いですが、速度が遅いのでビッグバイクに比べたら死亡率はだいぶ低いです。(警視庁のデーターより)

直線では速度を出し過ぎない事です。
私は大型自動二輪免許を持っていますが、あえてパワーのない小排気量のバイクばかりに乗っています。
その理由は、自分の性格を考えると、速度を出し過ぎてしまう事と、公道下道では小排気量のバイクのほうが運転していて楽しいからです。
大きいバイクは、安定感とパワーがあるので、簡単に速い速度が出てしまいます。
私は10代の頃は、何回免停になったか、わからないぐらい免許停止処分を受けました。
20歳の頃、78キロオーバーで捕まり、累積で3年免許取り消し処分になりました。(昭和天皇崩御の恩赦で2年に短縮)
それから31年、年間4〜6万キロ運転していますが、一度も速度違反で捕まっていません。
免許の点数も満点あります。(今でも普通の人より飛ばすほうだと思います)

私は、ぶっちゃけ、速度を出すのは、空いている時は法定速度の1.5〜2倍まで、横断歩道でとまれる速度までと決めています。
何か出て来そうな道では1.5倍まで、比較的安全な道路では2倍ぐらいまでと決めています。
それ以上だと、横断歩道に歩行者がいても安全にとまれないし、何か出てきた時に避ける事が難しくなります。
このくらいの速度だと、ネズミ取りをやっているのにも気づけますし、後ろから白バイやパトカーや覆面が追い上げてきても気づけます。
下道で、それ以上飛ばす時は、トンネル内や橋の上やバイパス等、絶対横から何か出てこない場所だけにしています。
トンネル内は、舗装がアスファルトではなくコンクリートの事が多く滑りやすいので気をつけてください。トンネル内の湿っているカーブは大変滑りやすいです。
橋の上は、冬季は凍結してる事があるので気を付けてください。橋の繋ぎ目部分も鉄で出来ているので滑ります。カーブの橋や高架は気を付けてください。

他のクルマやバイクを抜く時は、基本20〜30キロの速度差で抜きます。
20〜30キロの速度差が最も安全です。
10キロ以下の速度差だと、死角に入る時間が長くなります。
50キロ以上の速度差だと速すぎます。突然何かあったら避けられません。
すり抜けは、10〜20キロの速度差で抜きます。この速度差であれば、100%安全確認を出来ます。早い擦り抜けライダーには道を譲ります。

直線で死亡事故にならないようにする為に、バイクの死亡事故の原因の分析は役に立ちます。
バイクの死亡事故の原因の内訳は下記になります。
1位 出会い頭  約26%
2位 右直     約21%
3位 単独     約11%
4位 追突     約10%
5位 Uターン   約9%
6位 左折巻込   約8%
7位 正面衝突   約5%
その他       約10%

上位から、一つ一つ事故の確率を減らす方法を書こうと思いましたが、すごく長くなりそうなので、次回に「右直事故の盲点」について書きます。
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