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2019年08月25日19:51

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ここは鈴鹿か!

まだまだ暑い日が続いていますが、8月もすでに下旬。お盆のころから全く歩くことなしに生活してきたので、かなり身体がナマっている。そろそろ始まるコブ叩きシーズンを前に、これはまずいとトレーニングを兼ねて山へ出かけることにした。
コブ仲間のリクエストから南信S峠へ。ほんとうは前日から入山し、ライトトラップを楽しもうと思っていたのだが、出がけに雨が降り出して意気消沈。結局朝早くの出発となった。

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この辺りは高標高(1800m超え)で当然タニグチの分布エリア。今日の狙いは少し標高下げてセダカがいないかがメインの調査。1500くらいのところでよさげな脇道を見つけて潜り込む。廃道となった林道の両脇は適度に草付きが発達し、キイチゴなどコブが好みそうな環境で期待が持てる。暫く叩くと落ちてきたのがこれ。


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コブの無いヤハズ。

気を取り直して叩き進むが、良さそうに見えても結局コブは落ちてこない。
道路沿いに数か所叩いてみるがやはりだめ。甘いものではないようだ。
しょうが無しにボウズだけは避けたいと、楽なタニグチを落として気分を盛り上げようと峠まで一気に駆け上がる。しかし依然来た時も感じたが、乾燥して植生も単調で叩ける場所が見つからないのだ。一通りあたり一帯を車で流してみるが、植生はササとカラマツの2種類しかない極端に貧相な森ばかり。かろうじて叩けそうな場所で車を止めて叩いてみるが、乾き過ぎてとても落ちてくれるような雰囲気はない。

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チョウ屋さんには人気のポイントらしく、あちこち5−6人の採集者に出会う。
キベリタテハ狙いの様子、確かににあちこちでキベリを見かける。

やむなく標高を少し下げて本来のセダカ狙いに的を絞る。セダカには少し時期が早いのかなかなか落ちてくれない。環境は決して悪くないのだが、時期の性ばかりでなく腕の性かな、とあきらめかけた頃やっとネットに転がり落ちるカミキリ。しかし欲の性か焦りかすぐにビロウドカミキリに化けてしまった。場所を変えながら叩きまくるが、少し標高を下げると途端にシカの食害が目立ち、林床はスッカラカン。


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とうとう心折れて撤退。まだ時間の余裕はいくらかあるので、どこか転戦しようと車を止めて思案していると、運転席の目の前に何やら飛んできてウインドウに止まる。なんとオオアオ。あたりを見回すとたしかにクルミがたくさんある。あたりを一周ぶらつくと伐採されたオニグルミが何本かあり、夕方にはきっと集まって来るんだろうなと思い名が、それまで時間潰すのもばかばかしく思え、やる気をなくしたまま帰路につくのであった。


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これでコブ叩きは昨年の鈴鹿の3連敗から今日を加えて4連敗となってしまった。


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