昨夜のひどい雨も朝には上がり、濃密な水蒸気の靄を通して朝の太陽が軟らかな陽ざしを送り込んでいる。こんな日は最終日より、きっといっせいに虫たちが野外に出てくることだろう。しかしそんな時に限って午前中は片付けなければならない仕事に縛られて動き
めっきり温かくなり、あたりの景色もすっかり晩春から初夏の装いに移り変わろうとしている。天気の良い日はムズムズ気持ちが騒がしくなる。そんな土曜日の午後、古くからの虫友だちからカミキリ幼虫探索のお誘いで、仕事もほったらかしにして急きょ出かけて
桜の花も散ると雑木林はあっという間に若葉が伸び出す。先日の雨に洗われて近くの雑木林はありったけの緑色絵具をカンバスに置いたかのようです。庭先のタンポポにもツマキチョウやスジグロシロチョウが訪れています。 さて先週末土日の二日間ボランティア