コロナ禍は経済や人の動きだけでなく虫採りを含めたムシ屋活動にも広範に及んだ。同調圧力は様々な差別を助長し、行政は無策のツケを個人責任に転嫁するばかり。コロナ禍とは健康の被害はもとより人々の心を蝕んだ災害といえよう。　個人的には春先のベトナム

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次の出撃機会を待つうちに、あっという間の11月。さすがに気温も低くなりコブヤハズ採集も今期は終了の感じ。コブヤハズ自体は成虫越冬するので理屈として採れないことはないが現実的には厳しい。かつてコブ叩きの黎明期に成虫越冬の現場を見つけようと初冬の

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先週後半から急に冷え込み、北海道や高い山から雪の便りが届き始める。今年のコブ活まだ予定している場所がいくつかあるのだが、山岳地の調査はもう来年の課題として見送るしかない。越冬に入る前に近場の低標高地の調査を継続しようと思うのだが、今年はコブ

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今回はGOTO利用して1泊で木曽御嶽周辺の調査です。初日は前回から引き続きKヶ峰林道へ。ゲートくぐってすぐに分岐するT林道の奥地を目指す。林道の終点は標高1750ｍあり、普通に考えればタニグチの生息圏だ。しかしながら林道最奥部は荒れてブッシュに覆われ

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先週の連休のこと。すっきりしない天気に連休中の混雑を考えると、どちら方面へ出かけるか迷ったが、天気図と渋滞予想を考慮して岐阜県荘川方面にきめる。このあたりはどこにでもいるが、どこも個体密度の低い地域。地図で大まかな検討をつけ、後は現場の環境

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マヤサンの分布圏の真ん中にポツンとタニグチの記録。50年以上前のまだコブ叩きの黎明を迎える以前の記録地は岐阜県の御嶽と乗鞍に挟まれたK峰。果たして本当にいるのかといろん方が挑戦したけれど、いずれも敗退。採れないのではなく、そもそも山頂部に行き

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台風の影響もあって９月に入っても暑い夏が終わらない。この1週間は福井県内の寺院で現場仕事でした。周りの山は北陸型のマヤサンコブヤハズの多産地が目白押し。標高が低い分発生期はもう少し秋が深まる頃と思われるが、多産地なら早出の個体もいくらかいる

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お盆が過ぎ、短かった夏が通り過ぎる。裏山のツクツクホウシだけがせわしげな鳴き声を上げる。今年の夏はいつもと違い家族全員が揃って過ごしている。いつもの年なら全員がイギリスかアメリカに滞在し、留守番の私一人で気楽に過ごしていた。盆休みには家族旅

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お盆休み。一応人並みに1週間の盆休みをいただくことができた。今年の休みは仕事関連の会議や家族の用事等なんだかんだと細切れの予定が散りばめられている。例年の夏ならこの時期は家族がイギリスへ里帰りで私一人のんびりできていたのだが、今年は娘も里帰

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お盆休み前の駆け込みで仕事や会議が重なり、夜間採集にさえ出られない先週でした。やっと昨日から休みに入った昨日、屋台セット抱えて近場のブナ林までお出かけしてきました。いつものポイントには先客あり、以前にもここで出会ったSさん。昨日今日と連夜の

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梅雨が明けきらないうちにもう7月も終わろうとしている。来週はお盆休み前ということで仕事のスケジュールも満杯状態、山に出かけるチャンスは今週いっぱいしかない。連日天気図とアメダスなど気象チエックして出撃のタイミングを計ってきた。一昨日の夜の天

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昨日は娘の帰国で羽田空港までお迎え。4連休にスタート初日だが空港内は閑散として空港職員と警備関係者の姿ばかりが目立つ。娘は帰宅後2週間の自宅軟禁生活で、濃厚接触者の私も多数が集まる場所への出入りは当面自粛となります。こんな時こそ昆活に力を注ご

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長梅雨に少々うんざりなこの頃。幸か不幸か仕事や家事の用が重なり、雨は採集に出られない苛立ちをいくらか気休めとなっている。しかしそろそろ我慢も限界近くとなり、最近では天気図とアメダス等で翌日の天候を見るのが日課となり、いつでも出撃できるようタ

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雨、雨、雨。6月末から3週ほどまともな採集に出られず、毎日天気図と仕事の進捗をにらめっこしながら悶々とした日々を過ごしてきた。6月半ばまでは県内のブナ帯を中心に出かけていたが、下旬から7月にかけては亜高山帯と決めていた。しかしこの3週間ほどは毎

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岐阜県で未記録種を見つける。岐阜ではT氏による徹底的な調査が行われ、すでに4000種を軽く超えるコウチュウの記録がある。この課題は愛知県内に比べ数段難しい。そのT氏から違う目線で探せばまだ見つかるはずだからと、未記録種探索の指令が出た。氏の縄張り

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流行りの新型コロナの話ではない。先週のはじめのこと、仕事中ちょっとした不運が重なって思わぬケガをしてしまった。仁王像の重い箱台を移動中に指先をはさんでしまった。見事中指の先端骨が横横縦と3か所で折れていた。幸い左手で関節部分は無事だったのが

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6月に入る。梅雨入りもあとわずか、採集行もしばらくは天気図と相談次第となる。梅雨入り前の休日はやはり山に行こう。いろいろ迷ったが、この時期なら新緑輝くブナ林が一番でしょう。出発時間も送れたので近場の北設楽のブナ林を目指す。現地へ着くなり唖然

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越境自粛もそろそろ解禁とばかり、久しぶりに某ナガクチキのリベンジ採集に北陸H岳まで出かけた。どうってことないと4年前に出かけて以来3度の挑戦を退けられ、一昨年と昨年は出かける機会に恵まれず、今年こそ決着をつけてくれようと勇んで出かけた。季節は

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コロナ過で様々なイベント自粛に加えて移動制限。仕方なく近場での虫採りが多くなる。今夜は新月、曇天、気温はそこそこ、の天気予報。これはじっとしている手は無いと、近場でライトトラップの試運転。しかし現場へ着いてがっかり。空は晴れわたり、さわやか

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遠出もままならないこの時節、近場で日頃から気になっている課題をいくつか片付けておくことにしている。今日は天候見て、なんとか行けそうと、急遽仕事サボって豊田市の低山地の谷戸に出かけた。目当ては低山地で発生しているモモグロハナカミキリ。県内の分

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晴れた日の午後、日差しはすでに真夏のように暑い。午前中庭の畑の手入れを済ませ、2-3時間の自由時間を確保できたので、さっそく近場のS山の森へ出かけることにした。自粛自粛のうっ憤から解放されたい思いはみな同じ、三密避けて近場の山歩きに出向いた人が

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昨夜のこと、気温も高く風も弱い。少々のフライングは覚悟のうえ、某山へ夜間徘徊に出かけた。さすがに出てるムシのメンツは限られてやや寂しい様相。樹幹には多数のヤスデばかり。そんななかで目につくコウチュウはオオクチキムシ。生木の大木樹幹にたくさん

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電話帳のように厚く重い本が届いた。愛知県レッドデータブック2020（動物編）である。A4判760ページ余り。本の厚みは40ｍｍもある。2009年版では24ｍｍ程度だったが、かなりの増ページである。基本1種につき1ページだから、これすなわちこの10年でレッドリス

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新型コロナ肺炎感染予防のため、すべての動きに制限がかけられている。いろいろと文句をつけたいことはさておき、現実として我が家ではゴロゴロ暇を持て余している子供たちがおり、放っておいてお互いが仕事に集中することもできず、どちらかが交代で面倒を見

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朝からよい天候に恵まれ、暖かな日差しがまぶしい。今日は仕事の予定であったが、こんな日に家の中に閉じこもるのは心の健康に良いはずがない。まして明日の休日は雨予想となればじっとしていられるはずもない。急遽仕事を明日に振り替えて外へ飛び出すことに

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前回出撃からすでに3週間が過ぎた。その後親指のけがの回復待ちと、休日の天候不良でどこにも出かけない日々が続いた。シーズンインを前にさすがにこれではまずいと今日はどこでもいいから出ることに決めていた。とはいえ、これと言ってこの時期に行かねばな

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お手付きという言葉がある。かるた遊びで間違った札に手を出すこと、また誰かさんのお手付きの彼女、のようにあまり良い意味で使われないことが多い。　さて連休の最後の日、街中では相変わらず新型コロナの話題でみな疑心暗鬼に陥っているようです。来るな

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最近では何だかんだと言い訳をつけては採集をサボってしまうことが多い。冬場は寒いし、特に採りたい虫もいないし、と言い訳ばかりが先行して、つい暖かな部屋の中で標本整理に日和ってしまう。これではやっぱりいけないと自省し、たるみきった心身に渇を入れ

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今日も運動不足解消採集に出かけてきました。今日は山ではなく河川敷が目的地です。昨夜ナガクチキの標本箱を整理していたら、ヒメクロホソナガクチキ（新属の未記載種）の標本がわずかしかないことに気が付いた。未記載種とはいえ、それほど珍しいものではな

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