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2024年05月26日17:18

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ぼうず

ぼうず
何も採れなかったときの表現はいくつもあり、ゼロ敗とかヌルとかお饅頭とかなど。私は何となくだがぼうずという表現をよく使う(それだけ悲惨な成果が多いのかな)が、頭を丸めた僧侶の顔かたちがゼロをイメージするんだな。そもそも坊主憎けりゃ袈裟まで...とか、坊主丸儲けとか、ひいたらペナルティーの坊主めくりとか…。とにかく印象が良くないのだ。

さてこの週末、先日のD山の採集の疲れも残り、併せてカミさんが風邪で寝込むなど、この2日間はおとなしくしている予定だった。ベランダに出て洗濯物を干していると庭先にウラゴマダラシジミが初夏の風を受けて飛び交い、コデマリの辺りにはホシミスジが旋回している。やっぱりこの季節じっと家の中にいるのはどうにも落ち着かない。犬も出歩かなきゃ何事も起こらないのだ。

とりあえずどこかに行こうと決めたのはお昼の時間。今さら遠くへ行くこともできず、近場の課題を一つやっつけておこうとおっとり刀で家を出た。GWに出かけた例の土場。ここでキボシヒゲブトコメツキを確保できないかという課題がある。

新緑の濃い里山の森は日差しを浴びて明るく輝いている。土場の材は半分近く持ち去られていたが、まだアラゲカワキタケの付いた2年物の材もいくらか残されている。1本づつ丁寧に見ていくがカリカリに乾いた材にムシ影はほとんど無し。新しめのコナラ材にキイロトラやクビアカトラといったガラクタトラが走りまわるだけ。視点を変えなるべく湿度の残っていそうな材山の最下層あたりを丹念に見ていくとゴミダマだのキノコゴミだの外道がいくらか見つかるが目あてのムシはかすりもしない。ここへは何度も足を運んでいるがやはり居ないのかもしれない。今日もまたボーズだった。

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