あと数時間で今年も終わる。今年は家族そろってカミさんの実家へ里帰りで、留守番役の正月休みは気ままな独居老人を決め込んでいる。先ほどまで軒を打った雨音もいつしか止み、外は静寂な夜が支配している。なんとなくではあるが今年一年振り返ってみても、こ
あれ?何やら焦げ臭い。やべぇ、ナベ火にかけっぱなしだった。慌てて火を止めたのだが…。家族みんなカミさんの実家へ帰ったので今年の正月は独居老人。羽を伸ばして気楽な休みを楽しもう。おせち一人前作るのも面倒だし、わざわざ買ってきてまで食べたいもの
12月25日。仕事からの帰り道、暮れも押し詰まったせいか、いつもより込み合う幹線道を駆け抜ける。気が付けば世間はクリスマス。例年は近くの教会でクリスマスのミサに同伴していたが、先週から家族は帰省して留守のため今年は独り静かな夜を過ごすことが
朝方は久しぶりに晴れ間がのぞく。最近の遠征採集はなぜか初日と最後の日だけが晴れ、後はずっと雨といういやなパターンが定着している。お昼には撤収して荷造りなど帰還準備のため近場となる東の果ての海岸林へと向かう。現場へ着くころにはわずかな晴れ間も
朝から土砂降り。カッパ着てもムシ採りにならないほどの降りようで、朝から部屋でおしゃべりして時間をつぶす。少し雨脚の弱まった昼前におっとり刀で出掛けたが、いよいよできることも少なく、こんな時は地べた這う虫か水の中のムシを狙うほかない。前回振ら
さて散々な出だしだったが、気を取り直して2日目の採集である。天気予報じゃ午後から雨模様とのことだがカラカラの乾燥よりいくらかマシだろう、と思うことにする。雲は多めだが雲間からさす日差しは力強く、緑濃い草むらや木々の上に降り注ぐ。O林道入り口付
最近の遠征はことごとく雨や台風に祟られっぱなし。はたして今回の遠征、振られたサイの目はどっちだ。とんでもなく忙しいひと月を乗り越えて臨んだ南の島。穏やかな海を渡ること1時間、緑豊かな島陰にいやがおうにも期待で心躍る思い。地元M昆のメンバー4人
先月下旬から今日にいたるまで死にそうなくらい超多忙な日々をしゃにむに過ごしてきた。与えられたノルマのほかに新しい案件の見積もりや仕様書の作成、現場出張、法要への参加、仕事仲間のお祝い会、お決まりの母の介護などなどなど.…。パスできるものはほ
たまたま探し物していたら古い写真が出てきたので眺めていたら懐かしいのがありました。1975年7月、屋久島安房にて。
今秋から我が家の外壁塗装工事が始まった。名古屋から今の場所に移転してはや23年が過ぎ、新築した家の外壁も退色し一部に錆が浮くなど見苦しい所が目立つ。もうすこし現状のままでもよいのだろうが、雨漏りが始まってから慌てるのもかなわないと思い切って塗
朝方までの雨も上がり穏やかな秋晴れとなった日曜日。こんな日はコブ叩きしたらずいぶん落ちそうだなと思いながら名古屋市内の寺院で行われる虫供養に参加。その年に採集した虫たちの供養ということで60数回を数える伝統的な名昆の秋の行事となっている。今シ
先週までの真夏の延長のような気温から一気に晩秋のような寒さに変わる、冷たい雨と強い北風は間近に訪れる冬を予感させる。この週末の連休も天気が良いのは昨日だけで今日からまた雨になる模様。せっかくだからと昨日は休みを取ってどこかでコブ活しようとも
先週の初コブ採集では心細いとはいえ体力的にいくらかう置ける目安も立ったので、今回かなりのハードスケジュールながら昨年の復讐戦を決行した。昨年の同時期H氏と二人で出掛け圧倒的な差をつけられて悔しい思いをしたが、今回はマイペースな採集で昨年から
9月も半ばというのに気温はまだ真夏のもの。コブ叩きのシーズンというのに気分は夏のまま。この暑さの中一日叩いたらきっと熱中症でやばいことになりそう。なによりまだコブ出てきてないんじゃないかと思ってしまう。とはいえ夏の間ムシ採りといえば車横付け
すでに半世紀ほど昔のこと。結婚してまだ間もなくみすぼらしいアパートの一室、汗だくになって高校野球のTV観戦するしかなかったお盆休み。さすがにエアコンもない部屋の中に留まるのも限界がきて、ええい!どこでもいいから涼しい場所に行こうと思い立った。
今年のお盆休みも終わり、明日から仕事に家事に追いかけられる生活が始まる。休み中のちょっとした空き時間に除いてきた。緻密に書き込まれた背景から含まれた妖気がにじみ出している。子供時代は貸本屋さんで散々お世話になりました。
いえ、コブサミの話ではありません。我が家恒例となった夏の野尻湖への家族旅行。台風直撃の公算大と報じられる中、せっかく前金払って予約取り付けたのだからたとえ雨が降ろうと行くというカミさんの力強い天の一声が発せられるにいたり、文庫本たくさん抱え
台風に翻弄されたお盆休みだったが、後半にずらして家族旅行を楽しんできた。帰宅すると案の定留守番していた息子の台所の後始末ができてなく、帰宅後最初の仕事は皿洗いとなった。シンクに近づくと何やらでかいムシが片手ナベにへばりついている。灰褐色に長
台風の影響で天候が心配な盆休み、2つの台風の間隙を縫うようにN峠へ出かけてきた。ちょうど盆休みに重なり、N峠には珍しくたくさんのムシ屋さんでにぎわった。峠へと続く道沿いに合計5つの屋台が勢ぞろいして灯火をつけると夜店が並ぶ縁日様でした。渋滞を
虫採りシーズンもはや終戦気分。下界にいても暑いからと身近な亜高山帯へ避暑に出かけるつもりが、お昼過ぎまで突然割り込んだ用事でおじゃん。ならば夕刻から県内のブナ林で涼もうとライトトラップ採集に出かけた。足助町辺りまでは青空が見えてたが、進むう
7月に入って今日で都合5回目の訪問となった地元市役所。午前中いっぱいかけて様々な協議を繰り返す。一つ一つ窓口担当者でわからないことがあると奥に引っ込み、何やら上司と相談。上司も判断に困って県や国の機関に問い合わせするため、やたらと時間がかか
2年ぶりのG県N峠。ほれぼれするようなブナの森が広がる。幸い国道も通れるようだし、月はまだ小さいが天気予報では晴れ・風強いと予報。ダメもとで行って後悔、と土曜日の夕方少し早めに仕事切り上げて出かけてきた。現場到着即点灯。幸い風裏でほとんど風の
昼食を作っている最中に部屋の中を何か飛んでいると娘が知らせてくれました。冷蔵庫の扉から食卓の上、さらに玄関へと飛んでいく黒いカミキリはオオヨツスジハナでした。毎年見かける夏本番…いや低地の夏枯れを告げるハナカミキリです。先々週にはやはり部屋
体調不良のまま過ぎていく夏にかなり焦りを感じています。今回は車横付けならなんとかなるかと思い立ち、どうせ行くなら涼しい場所でのんびり虫採りやろうと出かけました。ライトセットにFITまで用意して土曜日の午後から出撃予定だったのが、夜までカミさん
蒸し暑さにたまらず夕方から避暑に出かけた。月齢良し、空はどんより梅雨空、気温も高め。こんな夜はエアコンの効いた部屋でくすぶっているのは極めて不健康。とはいえ、まだ体力回復しておらず場所は身近な県内のブナ林で屋台を出すことにする。到着後屋台組
「もん」の付く虫=昨年の夏、目の前で逃げられたクロモンキイロイエカミキリ。たかがカミキリ、どうせ採ったとしてもすぐに抜かれるんだし…。心の中で言い訳を何度も繰り返す。だけど、それでも何ども思い出させるのは やっぱり悔しいから。「もん」といえ
昨晩は仕事仲間と懇親会。羽目を外して2次会3次会とつわものどもと揺れるネオンのライトトラップに誘引されるがまま、やっと帰宅したのは東の空が茜色に染まる頃となってしまった。目覚めたのは10時ころ。今日は木曽方面へ出かけたいと思っていたのだが、
一昨日は久しぶりのH山方面へと採集に出かけた。このところ週末はカミさんの仕事、子どもの用事、本業、降雨でなかなか採集に出られなかった。6月上旬くらいまでなら近場のブナ林でも楽しめるため半日単位の採集は可能だったが、これからの時期はどうしてもよ