4日間の遠征も今日が最後、お昼過ぎには山を下りなければならない。ライトFITの回収とパッキングがあるので実質の採集に充てられるのはわずかな時間。昨日までの曇り空に代わって朝から晴天に恵まれる。立ち枯れも日差しを浴びてにぎやかで、いろいろな虫たち
ライトトラップの屋台は3人がそれぞれ思い思いの場所に設置したが、強風のためかムシの飛来は少ない。コガネやクワガタなど大型のムシはいくらか飛来するが、細かな虫の飛来はほとんどない。唯一しめしめと目じりを下げさせたのはルフェッセンス。お約束通り
今回の目的地と狙いの虫たちは九州南端の大隅半島と屋久島と共通性が高いと言われるムシたち。近年ではオオスミヒゲナガ狙いで多くのカミキリ屋さんが訪れる地として有名だが、まだまだ雑甲虫分野では未知の虫たちが眠っているはず。カミキリ狙いなら7月以降
昨年に引き続き九州へ足を運んだ。南の島々は肩身の狭い思いで採集するようなご時世となってしまった昨今、地元と違った虫に出会える場所として九州を選んだ。九州は南の島と比べてとてつもなく広く、移動も長時間を強いられる場所が多い。しかしブナ帯から亜
昨日はT島さんに誘われて岐阜の山中でミニBBQ。ライトセット持参で参加しました。会場は県中央部のヤチダモの茂る湿地の脇。月齢的には良くないが曇り空、気温湿度高め、風は微風と最高の気象条件。某ナガクチキ一発狙いで幕を張り水銀灯点燈。森が暗い闇に閉
暗い森の中で虫採りしていると小さな虫は悔しいほど見えない。今までどれだけ幻のnew採集にぬか喜びしたことか。また数採ることの苦手な私はたくさん落ちてくると、勝手によく似た普通種と判断してわずかな個体だけ拾ってくることが多い。帰っからビノキュラ
6月半ば、梅雨時らしい曇り空ながら風も穏やかで気温も高めの一日。きっとブナの山ではタンナサワフタギやツルアジサイの花はたくさんの虫たちの宴会で盛り上がり、立ち枯れはナガクチキ類が走り回りっていることだろう。こんな日は慌てることはない、前日の
梅雨入り間近の昨日、朝の始業前に久しぶりにご近所の散歩。歩くだけなら20分ほどの距離をムシ屋目線でゆっくりと辿ると、木漏れ日の下草上に思いのほかいろいろな虫たちの姿が目に入る。特に珍しいものがいるわけではないが、ちょっと心が癒される。かつては
軒を叩く雨音に仕事の手を休め、夕暮れのような暗い空を仰ぐ。そろそろ梅雨入り、6月も半ばに差し掛かろうとするこの頃。今までと違って採集に出られるチャンスは減少し、時の過ぎる速さに雨だれのように焦りがしたたり落ちる。何を差し置いても行きたい山も
実は初めての採集になるカミキリです。以前材から脱出できなく死亡した残骸は見つけたことがありますが、生きたものは初めてです。昨秋九州出張時に切り出してきたエノキ材。大きな倒木で幼虫がたくさん入っていそうな材でしたが、切り出すのに固い上に重いこ