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2019年08月24日12:14

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妙高紀行5 窯蓋遺跡

 20日火曜日は、0830時頃にホテルをチェックアウトした後、上越妙高駅西口にある窯蓋(カマブタ)遺跡〔史跡〕へ向かいました。ここは上越市です。
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https://www.google.co.jp/maps/place/%E9%87%9C%E8%93%8B%E9%81%BA%E8%B7%A1%E5%85%AC%E5%9C%92/@37.0816177,138.2436692,17z/data=!4m6!3m5!1s0x5ff673df1bb35ef7:0xa5a7052f5f38b43d!4b1!8m2!3d37.0816302!4d138.2440178?hl=ja
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 窯蓋遺跡は、平成17(2005)年に上越妙高駅建設に伴う周辺の土地区画整理事業の試掘調査で発見された弥生時代後期から古墳時代初期にかけての大規模な環濠集落遺跡で、妙高市の斐太(ヒダ)遺跡・吹上遺跡と合わせ、平成20(2008)年に「斐太遺跡群」として国の史跡に指定されました。
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 遺跡の東側にあった河川も環濠の一部として利用していたと考えられています。
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 環濠内部からは、近江等の遠方の土器が多数見つかり、複数の建物跡や舟運を思わせる川縁の建物跡から、物流の中心となった拠点集落だったと考えられています。
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 新幹線駅近隣で大規模な遺跡が出土した例は少ないため、上越市では「『弥生のムラ』コミュニティパーク事業」の一環として敷地内の整備を進め、新幹線開業1か月後の平成27(2015)年4月から、遺跡公園とガイダンス施設の運用を開始しています。
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 晴れていれば、左手後方に妙高山(2454m)が見える筈なんですが…。
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 川跡の発掘当時の状況です。
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 堀跡の鳥瞰図です。
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 堀の発掘当時の状況です。
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 堀跡です。
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 こちらも堀跡。
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 木製品出土地です。
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 米粒出土地です。
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 右後方が上越妙高駅です。
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 コスモスが綺麗でした。
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 周囲の水田では稲が実りの時期を迎えていました。
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 0900時に釜蓋遺跡ガイダンス館がオープンしたので入館しました。
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 入館は無料です。
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 釜蓋遺跡や吹上遺跡の出土品が展示されています。
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 翡翠(ヒスイ)の原石です。
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 新潟県指定文化財の鉢と高坏(タカツキ)です。
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 新潟県指定文化財の無頸壺(ムケイコ)です。
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 新潟県指定文化財の台付鉢です。
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 新潟県指定文化財の打製石鏃(ダセイセキゾク)・磨製石鏃・磨製石剣・磨製石斧(マセイセキフ)です。
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 新潟県指定文化財の瀬戸内式壺です。瀬戸内地方との交易もあった事が窺えます。
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 出土した米粒です。
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 出土した木製柱です。
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《続く》
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