白馬岳

蓮華温泉6:50〜天狗の庭9:00〜白馬大池10:45
白馬大池4:35〜小蓮華岳5:35〜白馬6:35-6:50〜小蓮華岳7:50〜白馬大池9:05
白馬大池10:20〜天狗の庭11:40〜蓮華温泉13:00〜駐車場13:25

たち子さんのテント復帰第一弾に選んだのは白馬大池。
登山口までの移動が大変だけど、
テン場に付けばあとは体調次第で行けるとこまで。

で、登山口には日付変更線ギリギリに到着したのだが
なんとすでに満車。少し離れた駐車スペースも満車。
無理やり駐車禁止のパイロンの間の路肩にスペースはあるが
レンジャーになってからはそういうことは気が引けてできないな。
登山口のトイレを使って、
2キロ近く戻っただろうか、駐車スペースがあったのでここに駐車。
翌日は20分ほど登山口までかかった。
駐車禁止お構いなく路駐している車が腹立たしい。

歩き出し、たち子さんのペースは想像以上にスローだった。
重い装備は俺が持ったが、食料が重い。
せっかくおとなしくしている癌を起こしたくないので食事や水にも気を遣う。
ようやくテン場に着くとかなりのスペースが既に埋まっていたが
程よい場所に空きがあったのでよかった。
早くブームが去って欲しいな。

テン場ではのんびり昼寝をして過ごした。
夕方から雑穀米を焚いたが、上手に炊けて旨かった。
しかし幕営料が1200円/人には驚いた。

翌朝は一人で白馬へ向かう。
たち子さんはテキトーに起きていけるとこまで行くとのこと。
ちょうどご来光で、雷鳥坂を登ったところで日の出を迎えた。
登山客で渋滞するが、目に余るマナー違反者がいないのは幸いだ。
レンジャーの腕章、忘れてきたので。

白馬の高山植物は素晴らしいな。
なかなか先に進まない。ただ、コマクサの群落が激減していた。
ようやく山頂に付いたら頂上小屋方面からの登山者が
山頂の標識で写真を撮るために行列していた。
次々に撮影しても、まだまだ列をなして登ってくる。
ちょっと吐き気がするほど。

帰りは小屋方面から栂池へ下る団体さんで渋滞。
最近の団体さんは登山マナーを知らないので、
後ろから声をかけて先に行かせてもらう。

小蓮華を下っているとたち子さんが登ってきた。
もしかしたらずっとテントで寝てるかも、とも考えたが、
花見をしながら登ってきたそうだ。
ここから一緒に下る。

テントに戻って自分の昼飯を作り、下山開始。
登ってくるとき、岩が濡れていてやたら滑ったが幸運にも陽が差して
岩が乾き気味で助かった。
いつも下山時には降られていたような気がする。

蓮華温泉から車まで、25分かかった。
炎天下のアスファルト歩きは相当な覚悟が必要だったが
ちょうど雲が出てきて無事帰着。
車に戻ったら日差しが戻ってきた。
山の神様がたち子さんの復帰を助けてくれたようだ。

最近の行くようになった温泉は、なぜか茹で卵をくれる。
風呂上がりに冷えた卵が旨かった。