僕はボクシングやっていたお陰で頭がバカになった、と思っていた。頭部打撃による後遺症というやつだ。でも、現在僕がお世話になっている循環器内科の主治医は元大学生ボクサーで、かなりの猛者だった方だ。何で、だろう? 同じボクサー崩れではあっても、僕と主治医とではドエライ違いじゃないか? そのことを先日家内と話をしていたら、僕はふと、あることを思い出してしまった。・・・実は僕の高校のボクシング部の1年先輩のUさんと2年先輩のSさんの二人とも国立大医学部に進学していたのだ。こんなことですら今頃思い出すのだから、どれだけバカなんだ俺は? と思い知った。
結局、僕がバカであることとボクシング経験者であることに、ほとんど因果関係は感じられず、元々頭の良かった先輩はちゃんとお医者さんになり、元々バカな僕はさらにバカになっただけということらしい。これは、道理に適っていて、筋が通った話であるから「理不尽」とか「不条理」とも言えないところが、どうにも悲しい(涙)。
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