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2019年06月10日08:02

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水郷・佐原と銚子電鉄に癒されて(後編)

6月10日(月曜)
五時前に目が覚めて起きることにしたら、梅雨寒って言葉がつかえるのがちょっとうれしいような朝です。
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半袖のパジャマじゃ肌寒いんで薄い上着を出してきて羽織ったんですが、何だかパジャマの上着の首のあたりが開いててスース―するんで確かめたら、ボタンが一段掛け違ってました。こういうことは老人になったんだから特にシッカリしないといけないなあ、って自らをいさめました。
昨夜はサラダにビニールの切れ端が入ってるってヨメはんに叱られましたし、神経質なくらい気を遣っていてもポカッと穴が開いたような恍惚の瞬間があるようですからおもしろいもんですねえ。
そうそう、佐原の一日目の日記でも、う〜ん、なんか書き忘れてるなあ…とアルバムの写真たちの撮影日付を見たら、宿に帰ってお風呂に入る前にあちこち見物してましたがねあせあせ

一度チェックインしてフロントの女性にあれこれ説明を受け、鍵を貰って川沿いにある「GOKO」棟(花札の五光を連想したから「GOKOU」なんて書いちゃったけど、正しくは江戸系花菖蒲の”五湖の遊”から名付けた「GOKO」なんでありんした)の部屋に酒瓶を置いてから、気分も新たに観光に出かけたんでしたから呆れます。
次の日のことかと漠然とおもってたのは、東京駅での迷走事件を書くのにすっかり疲れちゃったせいかもしれませんうまい!

で、5月28日の旅行の補記となりますペン
先ずは伊能忠敬翁に敬意を表するために「伊能忠敬記念館」と旧宅を訪れまして、改めてその偉大さにめまいがするほど感銘いたしました。
めまいがしたのは、小生の、算数と幾何数学が大の苦手だった学生時代の思い出と軟弱なる資質によるもので、単なる感動に終わらずこれからの老後におおいなる活力をいただけたのが誠に幸いでした。
活力をいただけた筈なのに何故かぐったりして、お隣にあった喫茶店らしき処、え〜となんてったっけ?
あ、そうそう、「遅歩庵いのう」https://retty.me/area/PRE12/ARE47/SUB46901/100001050976/で身体を休めたのでしたが、外観に似ず、至極まっとうにして由緒あるお家で、そうとは知らず店主の伊能家17代目の奥様とのんびり美味しい珈琲をのみながらお話ができましたから、佐原の町の人々の奥ゆかしさをさらに感じることができました。
だって、大きな「ンオネドンバ京東」なんて怪しい看板が屋根の下に掛かってるんだから最初は若者向けのカフェかと敬遠しそうになってしまいましたもん。
佐原は映画のロケ地としても有名らしく、そっち方面に暗い老夫婦には「東京バンドネオン」ったってわかりゃしませんもんね。

それから奥様お勧めの日本厄除け三大師「観福寺」に参りまして、ひと一人居ない厳かな境内の雰囲気にゆっくりひたり、伊能忠敬翁のお墓にも手を合わせました。
戦前の日本の小学校の銅像がもし二宮尊徳翁の薪を背負い歩きながら本を読む少年像ではなく、伊能忠敬翁の測量する姿の像だったら日本の歴史が変わっていたかもなあ…なんておもいながら参道を下りましたが、歩きスマホをみたらお二人ともさぞかしたまげるでしょうねえ。
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あ、「遅歩庵いのう」を出て少し歩いたら店頭でおせんべいを男の人二人で炭火で焼いてるお店、これも調べないと…あ、「まぎの屋」さんていうんだ、珍しい名前だなあ目https://tabelog.com/chiba/A1204/A120404/12020049/dtlmap/があったので、たまらずに入って塩味のおかきを一袋買ってしまったのだけれど、なんでおせんべいじゃなくおかきだったのか、お寺とは逆方向なので買ったのはお寺に行く前だったのか後だったのか、どうして楽しみにしてたのに宿で食べず、家まで袋を開けずに持って帰ったのか、自分でもわからないのであります。

今回はいつもと違ってマメに写真を撮らない旅となりましたからお店の名前が分からずで、今ごろ調べたりの、こういう愚かなことになるんでありまして、次第にまあいいか、旅は漠然と楽しむに限るわい、なんて今の団塊世代に反発してるかのような怠惰なイケナイ方向に傾きつつ、翌日の犬吠埼ホテル(「犬吠埼観光ホテル」ってのも近くにあるんで混乱しましたし、「岬」や「碕」じゃなくて「埼」なのにも初めて気がつきました目)で日帰り温泉に浸かった後の、銚子電鉄との出会いには興奮して写真を撮りまくったんですから、ホント我ながら将来が危ぶまれます。
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《観光》は町にとって諸刃の剣である!って考えさせられた旅でもありましたので、ふと明け方いかにも老人らしく目が覚めてトイレにいって、それから布団の中でそんなことを考え始めたら二度寝できなくなって早起きしちゃったんだけどさ、そんなことも番外編として書けたらいいなあって思ってます。
以下、オマケの写真です。(てか、日記の後編というには余りにもお粗末でスミマセンうまい!

翌日の朝のレストランでー
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宿から佐原駅までー
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そうだ!駅に向かう前にGOKO棟の一階母屋の「並木仲之助商店」(明治34年創業以来 日用品雑貨荒物卸業を営み、平成10年より和紙とお香の商いをはじめたそうです、明治25年の建築。)で、物腰の柔らかな奥さんと話が弾んで、可愛いモノを手に入れることができたんでした。
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お正月の置物飾りにするつもりです。
ご縁があった佐原の町の奥さん方って、どなたも品が良くてお話しやすいのでうれしかったなあ。

銚子の街でー
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またね、あ、気候が不順極まりないんでお元気でいてくださいペンギン
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