プリウスミサイルが気になったので調べてみた

　Nでアクセルベタ踏みの状態でDに入ってしまうという。由々しき事態なので調べてみた。Nでアクセルを踏むと警告音が鳴り響くそうだ。まあ、デマに近いかな？

　調べる前と調べる後も色々と考える事がある。
　あまり車は運転した事がないので断言はできないが、内燃機関のマニュアル車だったら、まあ有り得ないんじゃないかな？そもそもNでアクセル踏んだらエンジン音が鳴り響くし、そこから何処のギヤにも入らない。回転を与える側と受け取る側の歯車の回転数が違い過ぎてギャッと音がして弾かれる。

　プリウスのようなハイブリッド車の電子制御の車なら前述のような事もありうるのではと思ってしまった。そう！電子制御になってから機械がもの凄く使いづらくなった。

　カメラもその例に洩れない。古い銀塩の時計仕掛けのカメラは説明書などなくても操作法が判った。絞り・シャッター速度のダイヤルは在るべき所にあった。デジカメはそうではない。
　カメラ任せで撮っている分には問題ないが、あるときカメラが決めた露出が気に食わなくてマニュアルに変えてみた。シャッター速度は変えられるのに絞りは変えられない！？いろいろ弄ったが判らない！とうとう撮影現場では迷宮入り。帰宅後pdf.の説明書でやっと判った。
　そのカメラも長年使って性格が解ってきたかな？と思っていたら、先月やらかしてくれた。
　桜の倒木に咲いた花を使命感を感じつつ撮った。カメラは
「此処と此処と此処にピントを合わせましたよ」
という表示をするので、それを信じていた。帰ってパソコンで見ると肝心の花にピントが合っていない！！！

　考えてみれば、カメラの表示に騙されていた。デジカメがどんなに進化しようともレンズと平面との関係はカメラ・オブスキュラ（レンズを使って絵を描く道具）から変わっていないのだからピントが合うのは1平面でしかない。
　要するに、ピント合わせはカメラに任せても良いが、せめてピントを合わせる箇所は自分で決めねばと痛感した次第です。

　蛇足ながら機械が人間に似てきたのかな？ある人に過度の期待を持つと裏切られる。逆に期待していなかった人が意外な事をする。これから機械にはAIが搭載される。きっとこの流れは加速される。