朝井リョウさんの同名小説
が原作のこの作品。「桐島、部活やめるってよ」も「何者」も映画がすごく気に入って後から小説を読んだので、今回も先に映画を観ちゃおう
ということで。
************** 重要部分ネタバレなし **************
道場の長男に生まれ、幼い頃から柔道漬けの日々を送ってきた大学1年生の晴希(横浜流星)。成長するにつれ、自らの才能の限界を感じ始めていた彼は、怪我をきっかけに柔道をやめる決意をする。そんな時、幼なじみの親友・一馬(中尾暢樹)に誘われ、一緒に大学初の男子チアリーディング部の創設を目指すのだったが…。
原作は実在する男子チアリーディングチームをモデルにした小説だそう。THE青春
な王道のスポ根もの。チームのみんなが挫折や衝突を繰り返しながら、学祭での発表を目指し、一丸となって進んでいく姿をど直球に描いていて清々しい。
なんかキラキラしすぎてて、おばさんは若干クラクラ
特に一馬と晴希が"チア部を創設しよう!"となって、部員を集め始めるまではまあまあ辛い
演技が拙いことも相まって、ひたすら観ていてこっ恥ずかしい。これはちょっと失敗だったかな、って。
でもね、部員をなんとか7人まで集めて、BREAKERSというチーム名も決めて、各々の背景やチアへのモチベーションがみえてきたりすると、やっぱり感情移入していくよね。その点はさすが朝井さんの原作だけあって、キャラクターがしっかり描き分けられている
チアという競技の難しさ、ほんの少しの気の緩みで大怪我にもつながる厳しさ、チームプレイならではの楽しさや大変さなども垣間見ることができ、その魅力が伝わってきた
クライマックス、学祭でのチアシーンは圧巻で胸が熱くなった。終わった時の7人の達成感に満ちた笑顔がすべて
これをやり遂げた7人に大きな拍手を送りたい
相当の練習が必要だったはずで、俳優さんって本当に大変だろうけど、素晴らしいなと改めて思った。HPによると3ヶ月程の練習期間だったそう。とはいえ、もちろん毎日は無理だろうし、1人ではできない部分も当然あるから、その努力と集中力は素直に褒めたい。仕事だから当然とも言えるが、それができない人も多いからね。。と愚痴モード
出演はあらすじに書いた2人の他に、瀬戸利樹、岩谷翔吾、菅原健、小平大智、浅香航大、清水くるみ、唐田えりか、山本千尋、伊藤歩といった方々。えりかちゃんが相変わらず抜群に可愛かったなぁ
2010年小説刊行→漫画化→アニメ化→舞台化→2019年映画化となったそうで、人気のコンテンツだったみたい。私はとりあえず、古本屋で小説を探そうかな
彼らと同世代の若者やとっくにそんな時代を通り過ぎた人たちにもきっと何かしら刺さるものがあると思う。恋愛要素がないのも潔しっ
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