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2019年04月08日10:00

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人生意気に感ず「県議選の結末。令和を迎える不安」

◇7日の夜、県議選の結果はあっさりと決まった。予想通りの結果であるが、惨敗である。「敗軍の将兵を語らず」という古諺の通り、清水候補はただ「私の不徳の致すところです」と語った。私は事務長として、最大の敗因は選挙に臨んだ期間が余りに短かったことを語り、それとは別に我が陣営の果たした意義を強調した。「それは無投票当選を回避させて民主主義の危機を救ったこと及び知行合一を実行したことです」と。県都前橋で無投票だったことは私の知る限りかつてなかった。もし、無投票当選となっていたら、全県に及ぼす影響は深刻だったに違いない。
 清水氏は、多くの留学生や職員の前で教育の危機を訴え、理想と信念を行動に移すことの重要性を語っていた。この知行合一を実現する最大の舞台が選挙であるとの確信が出馬につながったのである。初め、記者会見で事務所も設けない、宣伝カーも使わないと表明したことは、当選を考えなかったことを示している。私は強く主張した。「当選を目指して最大の努力をしなければ有権者を欺くことになる」と。かくして凄まじい行動と作業が開始されたが結果は空振りに終わった。このブログでも何回か書いたが「風車に立ち向かうドン・キホーテ」に似ていた。私は「下りる」と迫って作戦に異を唱えたが、私の努力が足りなかったと反省している。社員の中にはホッとしている者もいるに違いない。仮に当選していたら、増大する留学生の事業に支障が出ることが懸念されるからである。
◇群馬テレビの特報を見ていると、平成最後の県議選は世の中の大きな変化を感じさせた。早々と無投票当選を果たした人々が画面に登場する。連続3期も無投票当選の人もいる。その選挙区の有権者は何を考えているのか。今日の深刻な課題はどこも同じはずだ。有権者とその代表たる議員は力を合わせて課題に取り組まねばならないのは当然なのに無投票当選では議員と有権者の絆は薄れるばかりである。
◇形骸化が進み、地盤沈下が懸念される県議会の復活は可能なのか。7月には知事選が行われるが、知事の交替は一つの刺激になるに違いない。春の嵐は去った。続くのは本物の嵐の到来である。間もなく、「令和」の扉が開く。今年の夏は異常気象の異常さが更に増大するだろう。巨大地震の足音が近づく。東京五輪、パラリンピックが近づく。正に国難の時だ。(読者に感謝)

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