「『働き方改革関連法』早わかり」（#814

ちょっと溜めてしまったなぁ。。。


書名：「『働き方改革関連法』早わかり」
著者：布施直春
版元：PHP研究所

４月から施行されて、ワークルールが変わったのかな、と。
でも、勤務先の人事等からは、特にお知らせ等は流れてこない。。。
という訳で、人に頼らず、自分で勉強しないとな、と。

以下、自分なりのまとめ。

・働き方改革関連法
→新しい法律ができるという訳ではなく、労働関係の八つの法律に加えられる改正の総称。
　八つの法律とは、労働基準法、労働時間等設定改善法、労働安全衛生法、じん肺法、
　パートタイム労働法、労働契約法、労働者派遣法、雇用対策法

・改正内容の方向性は主に三つ
１：長時間労働を是正し、しっかりと休暇を取れるようにする
　時間外労働と休日労働の合計が、1か月で100時間未満
　時間外労働と休日労働の合計が、2〜6か月平均で全て1月あたり80時間以内
　時間外労働が1年間で720時間以内
　特別条項の適用は、1年間に6か月まで

２：多様で柔軟な働き方を可能にする

３：雇用形態に関わらず、公正な待遇を確保する

・時間外/休日労働を拒否できる理由
　病院等に通院の予定がある
　事前に会社に申し出ている夜間の学校・教育訓練機関へ通学する
　緊急の用件が生じた
　予め上司に申し出ている予定・事情がある
　残業を命じられた・あるいは残業を始める時点で体調が悪い
　その他、残業を拒否できる正当な理由がある

・時間外/休日/深夜労働の賃金の割増率
　時間外労働：通常賃金の25%以上増
　（1か月60時間を超える場合は、50%以上増」
　深夜労働：通常賃金の25%以上増
　休日労働：通常賃金の35%以上増
　時間外＋深夜労働：通常賃金の50%増
　休日＋深夜労働：通常賃金の60%以上増

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