mixiユーザー(id:4795751)

2019年02月08日20:17

263 view

こまつ座 第125回公演「どうぶつ会議」@新国立劇場 小劇場 THE PIT

大ファンハートの池谷さんの音楽劇ということで、気になっていたこの舞台。役者としての栗原くんも観てみたかったので、土曜日の夜にお一人様でるんるん

ケストナー生誕120周年記念
ドイツの作家エーリッヒ・ケストナーが書いた同名児童小説を、井上ひさしが舞台化した"幻の作品"。
こまつ座で約半世紀前ぶりに復活します。
3歳から100歳まで、観て、聴いて、笑って楽しめる音楽劇!

世界中のどうぶつたちが子どもたちのために立ち上がりました。人間の大人たちは世界中にいろんな問題があるのに戦争ばかり、これじゃあ人間の子どもたちがかわいそうだ、と抗議をしますが、頭の固い大人たちには届きません。困ったどうぶつたちは、人間の子どもたちに話を聞いてもらうことにしました。
そんな中、日本のとあるサーカスでは、頭をひねらせたどうぶつたちが劇場にやってきた子どもたちを閉じ込めて、お話を始めます。一か月前のある暑い日の夜に始まったものがたりを...。

この二十一世紀というのは、地球と人類史上始まって以来の大問題が起こってきている。
これをみんなで考えて必死に解決していかないといけない時代になったのです。
わたしたち旧い世代もがんばります。
しかし、この二十一世紀の主人公は若い皆さんです。
「この世の中は自分たちの意思で変えられる」ということをどうか肝に銘じていただきたい。
自分たちの意見をはっきり表わしていくことです。
―――井上ひさし

原作 エーリッヒ・ケストナー
作 井上ひさし
演出 田中麻衣子
音楽 国広和毅
出演 栗原類 池谷のぶえ 田中利花 木戸大聖 李千鶴 横山友香 谷村実紀 長本批呂士  中山義紘 立川三貴 片岡正二郎 高田賢一 前田一世 上山竜治 大空ゆうひ

ものすごくストレートなメッセージを訴えかける作品で、"3歳から100歳まで楽しめる"に偽りなしexclamation出演者がいろんな動物に扮して登場するが、その造形デザインがどれもとても凝っていて美しかった目がハートまた、小劇場を活かしたどうぶつたちが通路を駆けまわる演出や、観客も一緒に歌う場面もあるので、一体感が出たと思う指でOK

大きな垂れ幕に「どうぶつ憲章の歌」の歌詞が書いてあって、歌うように促されるんだけど、観客参加型みたいなやつ、やっぱりいつも恥ずかしくて躊躇してしまう。なんかつまんないなー自分と思いつつ、心の中で歌いました。笑

お目当ての池谷さんは、以前の舞台でその歌声の素晴らしさを知っていたので、とても楽しみにしていたが、今回もソロパートでしっかりとその美声を聴くことができた。伸びやかで温かみのある音色がめちゃくちゃ心地よかったハート達(複数ハート)

こういう劇を子供の頃から連れて行ってもらえる環境なら、さぞ幸せだろうなぁと思う。絵本も出ているようなので、ちょっと過激な内容だけど、子供なりに考えさせるにはいいかもしれない。
0 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する