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2019年01月24日21:26

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コーヒー豆半額セール

 カルディコーヒーの鎌倉店が開店2周年記念でコーヒー豆の半額セール、という折り込み広告が入っていたので、行ってみた。開店したときも半額セールで、レジ待ちで15分くらいという行列だったのだが、今日は普段と大して変わらなかった。
 カルディいち押しの「マイルドカルディ」、学生時代から愛飲している「マンデリン」、フェアトレード豆だからいいだろうと判断した「ウーマンズハンド・フェアトレードブレンド」、そして店員さんに勧められた「ツッカーノブルボン」などを購入。カルディのコーヒー豆はマイルドカルディ以外は当たり外れがあって、以前マンデリンを買って飲んでみたら焙煎が強すぎてただの苦い水だった。今回はどうかな。コーヒーの味というのは80パーセントくらいが個人の嗜好性に拠るもので、要は自分に味覚にピタリと寄り添ってくれたらいいものだ。私は守備範囲が広くて、セブンイレブンの100円コーヒーでも飲みたいときに飲んだら美味しいと感じる。これでも、学生時代から豆をミルで挽いてドリップで淹れているんだけどね。
 夕飯前、ビル・エヴァンス最期のCDを流しながらdマガジンで雑誌を拾い読みした。
 男性週刊誌はポストと現代は老人雑誌と化し、文春は意地悪婆さんの様相で、新潮は時代より一歩先を行く保守が安心して読める論調、とどれもこれもつまらない。が、毎日せっせとdマガジンは配信しているので、たとえば若者向けの「週刊プレーボーイ」とか、30〜40歳向けでお持ち帰り女子大ランキングの「週刊SPA!」などは最低限、目次と第一特集くらいは目を通してみる。40歳以下の男たちは何を欲し、何を愁い、何に怯えているのか、って少しは知りたいから。
<次のうち、作者が言いたかったのはどれかを答えよ>という現国のテストがある。要は書いている内容を正確に捉えられたかどうかを試す定番的な問いだ。
 週刊プレーボーイのトップから2番目の記事タイトルは「韓国よ、日本に甘えるな!!」となっていた。徴用工判決にレーダー照射問題で、「日韓関係悪化の根っこにある韓国の身勝手な本音とは!?」というリードがタイトルのそばにある。
 で、読んでみたら、最後のほうになって「日韓関係は親子や兄弟の関係に似ている。他人には言えないようなことでも親兄弟には言えるじゃないですか。多少言っても許してくれるお兄さんみたいな感じで日本を見ているフシがある」というようなことをどっかのボケた大学教授がコメントしていて、その一節で冒頭のタイトル「韓国よ、日本に甘えるな!!」になったわけだ。
 しかし、本文で強調されていたのは、文政権の政策プライオリティが経済と雇用、北朝鮮外交で、外交に関しては日本を含む諸外国にわりと無関心であること、韓国国民は現在のところレーダー照射問題について興味はないもののこのまま日韓関係がこじれたら今年が三・一運動100周年を迎えることもあって反日運動が激化するのではないか、ということだった。
 このタイトルは、韓国をこのくらい嘲笑しておいたらいまの読者は喜ぶであろう、という編集方針なのか、もしくはそもそもこのタイトル案が先ありきでライターに執筆依頼をさせ、しかしライターは割と良心的に記事を書いた結果、タイトルからずれた記事になってしまった、という可能性もある。去年の11月か12月はじめに週刊プレーボーイで「水道民営化」を取材した記事も実に内容が良くて、対称的にタイトルがあまりに凡庸だったということもあった。集英社の編集者はなべて質が高いのだが、どうしたことだ? 世間の馬鹿に引きずられて、現国が得意だったはずなのにタイトルひとつ付けられなくなってしまったのか? 笑い話にならない。
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