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2019年01月19日21:17

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元山仁士郎さん! よく頑張りました

 こういう20代が今もいる、ということは希望だ。
 元山仁士郎さんのハンストが本日で丸4日となった。そして本夕、とうとうドクターストップが掛かって、ハンストは終了した。
 元山さんは週刊誌で超人気者の小室圭と同じ年に生まれ、小室と同じICUに通い、なんとなんと卒業後に一橋の大学院へという進路まで同じだ。かたや辺野古基地是非を問う県民投票実施を訴える活動家で、かたやNYの法科大院の学生にしてプリンセス眞子の恋人。
 たった一度だけハンガーストライキに参加したことがあるのだけど、その抗議内容はリレーハンガーストで、24時間で次の者たちにバトンタッチするというような形式だった。たぶん大して腹も減らなかっただろう。記憶に残っているのは、横浜野音のあった広い公園の上空に広がる空が感嘆したくなるくらい澄み切った青空だった、ってことくらいだ。4日連続のハンストはきついだろうなぁ。
  ☆   ☆   ☆

「琉球新報」2019年1月19日付

「辺野古」県民投票の会代表の元山仁士郎さん(27)が、投票事務を拒否する県内5市の首長に参加を求める「ハンガーストライキ」が、18日で4日目を迎えた。水と塩のみを摂取しての抗議は、既に100時間近くに達する。米軍普天間飛行場のそばで生まれ育ち、幼少期は「基地の存在は当たり前だった」。そんな27歳の若者が、なぜ過酷なハンストをしてまで基地問題と向き合おうとするのか。
 2018年9月20日、県議会本会議場。県民投票の条例制定請求代表者として登壇した元山さんが、自身の半生や米軍基地、県民投票に対する思いを語った。
 「小学校低学年までは『うるさい』と飛行機に向かって叫んでいたが、高学年になると見向きもしなくなり、だんだん感覚がまひしていった」。普天間飛行場に近い宜野湾市野嵩の出身。授業が中断したり、米軍機の騒音で眠りが覚める生活は当たり前だった。
 しかし、東京の国際基督教大学に進学し、基地や騒音のない生活をして初めて基地の集中する故郷の異常さに気付いた。その一方で、「沖縄の基地問題ってどうなの?」と友人から問われても、何も知らない、教えられない自分がいた。
 そこで一念発起。沖縄の歴史や基地問題、民主主義の在り方を自ら学ぶようになった。そして「知れば知るほど、自分のそれまでの日常が異常だということに気付かされた」。選挙で示された沖縄の民意に反して進められる辺野古の移設工事、基地問題を巡って深まる県民同士の対立や分断。そんな分断を乗り越えようと、たどり着いた答えが県民投票だった。
 県民投票の意義について、元山さんはこう語る。「賛成、反対の方々が主張を交わし、主権者である県民一人一人が考え、意思を示す。それが民主主義社会において、沖縄の未来にとって何より重要だ」。県民同士が議論し、考え、悩み、意思を示す県民投票。「その過程を経れば必ずや分断を乗り越え、一つにまとまれる」と信じる。
 しかし今、有権者の約3割が議論や意思表示すらもできない可能性が高まっている。それでも、元山さんは諦めない。「予期せぬプロセスではあるが、今後より良い沖縄の社会をつくるためには乗り越えるべきハードルだ」。元山さんは事務を拒否する5市長にとどまらず、自由に意思を示す民主主義の根本を県民全員に問うている。
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