朝、駅まで歩いています。
オナガが鳴いています。
今日はアンテナの上ではなく、
電柱の頂点にいます。
1羽だけではありません。
周囲の電線に、ざっと数えて10羽以上です。
電線を目がけて飛んできて、止まる直前に、
減速するため羽を広げます。
広がった羽の、羽根の1本1本が私の目に飛び込んできます。
電線に止まると、ちょこんと尻尾を上げます。
一連のしぐさは、芸術品としか言いようがありません。
残念ながら、オナガたちは、私の窓には訪れてくれません。
オナガが止まる電柱がないからでしょう。
オナガが止まる電柱が欲しい今日この頃です。
オナガが止まる電柱を背に、駅まで急ぎます。
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