アベ プレヴォ『マノン・レスコー』(岩波文庫)
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は、学生の頃、
鷲見(すみ)洋一先生の「フランス文学史」の宿題で読みました。
そのまま長い間、『マノン』のことは忘れていました。
モーパッサンの『男ごころ』と『死のごとく強し』を読んで、
モーパッサンが『マノン・レスコー』好きだったことを
知りました。
いまさらながら『マノン』を読まなきゃと思って、
フランス図書さん
http://www.francetosho.com/
にお願いして、フランスから『マノン』を1人、
連れてきてもらいました。
というのが、去年のことです。
妖艶な表紙の『マノン』は、私の書棚の積ん読コーナーにいて、
時折、「まだ読まないの?」と流し目で訴えかけます。
そのたびに、「あとでね」と私は言葉を濁します。
週末、鷲見洋一先生の
『一八世紀 近代の臨界/ディドロとモーツァルト』(ぷねうま舎)
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を、湯船の中で読んでいて、出てくるんですよね、
『マノン』の名前が。
湯船から、思わず飛び出しそうになります。
鷲見先生に呼ばれたのか、『マノン』に呼ばれたのか。
いずれにせよ、もう逃げられそうもありません。
(とりあえず、服を着ないと)
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