mixiユーザー(id:1910205)

2018年11月03日18:00

109 view

★マノンが呼んでいる。(メルマガくん:11/03号)

 アベ プレヴォ『マノン・レスコー』(岩波文庫)
 https://amzn.to/2JErhEI
 は、学生の頃、
 鷲見(すみ)洋一先生の「フランス文学史」の宿題で読みました。
 そのまま長い間、『マノン』のことは忘れていました。

 モーパッサンの『男ごころ』と『死のごとく強し』を読んで、
 モーパッサンが『マノン・レスコー』好きだったことを
 知りました。
 いまさらながら『マノン』を読まなきゃと思って、
 フランス図書さん http://www.francetosho.com/
 にお願いして、フランスから『マノン』を1人、
 連れてきてもらいました。
 というのが、去年のことです。

 妖艶な表紙の『マノン』は、私の書棚の積ん読コーナーにいて、
 時折、「まだ読まないの?」と流し目で訴えかけます。
 そのたびに、「あとでね」と私は言葉を濁します。

 週末、鷲見洋一先生の
 『一八世紀 近代の臨界/ディドロとモーツァルト』(ぷねうま舎)
 https://amzn.to/2Ompvc4
 を、湯船の中で読んでいて、出てくるんですよね、
 『マノン』の名前が。
 湯船から、思わず飛び出しそうになります。

 鷲見先生に呼ばれたのか、『マノン』に呼ばれたのか。
 いずれにせよ、もう逃げられそうもありません。
 
 (とりあえず、服を着ないと)
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する