mixiユーザー(id:1910205)

2018年11月01日11:00

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★食器を洗いながら、考えた。(メルマガくん:11/01号)

 バシュラール『空間の詩学』読んでいると、
 日常を愛するようになります。

 いま、食事のあと、食器を洗っています。
 後片付けは、機械が実行してくれればいいのに、と
 便利な世の中の人は思ってしまいます。
 『空間の詩学』の読者は違います。
 自ら食器を洗うことは、家という空間に住まうことです。
 生活そのものです。
 全てが自動化された家に住むのは、果たして誰の人生を
 生きているのでしょうか。

 なんて言っていますが、10月中に『空間の詩学』を
 読み終えるつもりだったのに、もう11月です。
 10月中、ずっと持ち歩いていたので、『空間の詩学』は
 ボロボロです。
 背の書名も判読困難になっています。

 思うに任せないのも人生です。
 と、食器を洗いながら思うのです。

 (ほんまか)
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