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2018年10月28日23:25

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BABYMETAL@さいたまスーパーアリーナ

10月19日にYUIMETALの脱退が正式発表されたBABYMETAL。
ツアーの合間の一夜限りのイベント「DARK NIGHT CARNIVAL」が今日開催された。
海外からメタル・バンドを招いてのちょっとしたフェスのような趣だ。

正規のライヴには今回エントリーしなかった。
YUIMETALの動向が明らかになってからで良かろう、と思っていたのだ。
その追加公演的なイベントにエントリーしたのは「お祭りならいいだろう」と考えたからだ。
もちろんYUIMETALの復帰を期待して、というのもあった。

YUIMETAL脱退が発表されてからモチベーションは下がりまくった。
さらにカミさんが入院してしまい、一人で行くのも億劫に思えてしまった。
それでも行く気になったのは、新体制のBABYMETALを観ないことには何も言えないから、だった。

16:30開演で順番は以下の通り。

ギャラクティック・エンパイア(Galactic Empire):30分
<インターバル:30分>
サバトン(Sabaton):40分
<インターバル:30分>
BABYMETAL:70分

ギャラクティック・エンパイアはスター・ウォーズのコスチュームを身に着け、その音楽をメタルっぽく演奏する。スター・ウォーズには全く興味はないが、知っている曲も多いので楽しめた。演奏がしっかりしているので十分に聴ける。

サバトンはウォー・メタルとも呼ばれ、歴史上の戦争をテーマにした曲を演奏する。
スペクタクルな表面上の絵空事を描くのではなく、なかなか深いところを突いてくる感じだ。ミドル・テンポの曲が多く、勇壮ではあるが、悲劇的な色調が伴う。演奏力も確かで、一聴一見に値する。
日本の西南戦争の城山籠城戦を歌った曲もあり、ブシドーやサムライという単語が出てきて盛り上がった。

さて、真打のBABYMETAL。7人の大所帯に変身。しかし核はSU-METALとMOAMETALのようだ。
SU-METALの歌はさらに進化している。彼女の歌はやはり心に刺さる。
MOAMETALのパフォーマンスも一級品だ。
彼女たち二人に全く不満はない。
神バンドの演奏だって素晴らしい。

しかし、BABYMETALの魔法は解けてしまった、という感は否めない。

第2期BABYMETALとして新たな道を行くのも良かろう。
この辺りに関してはいずれ整理して記録に残しておきたいと思う。

MOAMETALを含めたダンサー6人はみんな見事なパフォーマンスを見せる。
しかしMOAMETALだけ何かが違う。弾け具合が違うのだ。MOAMETALは振り切れている。もちろんダンスではあるのだが、MOAMETALの動作それ自体が言語であるかのようで、それゆえに説得力がある。さらに同じ動きなのにMOAMETALの動作は大きく見える。特に『メギツネ』で顕著だった。
そう、YUIMETALのパフォーマンスも振り切れていた。
まるで命を削り取っているかのようだ、というのはSU-METALだけでなく、MOAMETALもYUIMETALもそうだったのだ。

やはりYUIMETAL不在を淋しく感じてしまう。
それでも「今」のBABYMETALを楽しむことはできた。
以前のような熱狂ではなく、どこか冷静な目で見てはいたけれど。

思いのほかサバトンがよかった。
これは収穫。
帰りにサバトンのTeeシャツでも買おうかと思ったのだが、SoldOutだった…。
今回敢えて予習せずに行ったのだが(YouTubeの動画は少し観たが…)、CD集めてみようかな。
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