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2018年10月25日20:20

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「コーヒーが冷めないうちに」@渋谷HUMAXシネマ

この作品が初映画監督作だという塚原あゆ子監督。 「夜行観覧車」、「Nのために」、「重版出来!」、「リバース」、「アンナチュラル」など、TBS系のTVドラマを多数演出してきたそう。どれも好きなドラマだったので、楽しみにしていたが。。

時田数(有村架純)が働く喫茶店"フニクリフニクラ"には、不思議な都市伝説があった。それは、店内のある席に座ってコーヒーを注文すると、望んだ時間に戻ることができるというもの。ただし、過去に戻っても現実は変わらない、過去に戻れるのはコーヒーが冷めるまでの間で、冷めないうちに飲み干さなければならない、などの細かいルールがあった。そんな噂を聞きつけ、幼なじみ(林遣都)とケンカ別れしてしまった独身女性(波瑠)や若年性アルツハイマーの妻(薬師丸ひろ子)と優しいその夫(松重豊)など、店には過去に戻りたいと願う客たちが訪れていた。しかし肝心の席には、いつも同じ女性が座っているのだったが…。

************** 重要部分ネタバレなし **************

"あの日に戻れたら、あなたは誰に会いに行きますか?"と "4回泣けます"という2つのコピーがHPに載っていて、"4回泣けます"の方がTVスポットCMとかで前面に出ていた印象。それが大失敗だったんじゃないかと思う。

不思議な喫茶店を舞台に4つのエピソードからなるオムニバス形式のお話だから、こんなコピーをつけたんだろうけど、回数まで指定されて"泣けます"って作った側に言われちゃったら興醒めでしょう。観た人が"4つとも泣けたわ〜"って感想書いてるなら別だけどねウインク

コピーのせいか、私の根性がひねくれてるせいか、ほとんど泣けなかった。薬師丸&松重のアルツハイマーの妻&夫のエピソードで若干うるっときたくらい。一応言っておくと、かなり涙もろくて簡単に泣くタイプにもかかわらずよ。出演陣も結構豪華だし、期待していたんだけどなぁ考えてる顔

ぐだぐだ文句を書き連ねたが、何が言いたいかというと、誘導する系のコピーは嫌いだなと。観方を決めつけられているようで、ちょっとバカにされている気さえする。本当にそんなに泣けるの?と身構えて観ちゃう人もいそうだし、メリットは少ない気がするが、泣ける映画を観たい人にはわかりやすくていいのか。でも、ハードル上がっちゃうよね。そうしたことも含めてあえてつけたのなら、もうそれは価値観の違いだけれど。。

出演者を全てあげると、主演の有村架純を筆頭に、伊藤健太郎、波瑠、林遣都、深水元基、松本若菜、薬師丸ひろ子、吉田羊、松重豊、石田ゆり子といった面々。若手からベテランまでバランスよく配置されている印象。

あーなんかマイナスコメントばっかりになってしまったあせあせ(飛び散る汗)有村&伊藤の恋愛模様は爽やかでよかったかな。心温まるファンタジーとして、ベタな感じが好きな人は楽しめるのかもしれない。
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