mixiユーザー(id:552082)

2018年10月04日21:43

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華氏451度

ディストピア物語としてはかなり詩的な印象で、今観ると少しタルい。

ディストピア物語はブレードランナー以降、エンタメとしてはかなり進化してるしね。

だからブラッドベリ作品だからと言っても、もうちょっとストーリーが起伏があるといいのになあって思った。

50年代の原作は、忠実に舞台化されてる印象を持ったが、どこかフランスのヌーベルバーグ映画を観てる感じで、結論がなくたゆたう感じだ。

たゆたう感じっていうのが、長塚圭史が台本を担当した意味があるのかも。

長塚圭史、そういうの、今、かなり好きだもんなあ。

朝日新聞の劇評では好意的に書かれてたが、僕的には終始眠かった。

でも台本も演出もかなり原作をリスペクトしてるので、作品としては丁寧。

ただ、今更な感じがするだけで。

僕的な感想はやはり、「ただ、眠かった」。

平日昼間の公演は、60%くらいの入りでした。
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