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2018年09月19日12:10

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妖怪アゲハ

もう夏も過ぎたのだけど…。

わたしはアゲハチョウのような大型の蝶が苦手である。道で車とアゲハに同時に出会ったら、間違いなく車に轢かれると思う。今は、子どもへの影響を考えてあまり騒ぐのを我慢している。
嫌いな割に、あれはキアゲハ、あれはギフチョウ、とやたら詳しいので、旦那には本当は蝶々が好きなんじゃないの?と言われる。腹立つ。

そして姫路市には市の蝶というのがある。ジャコウアゲハである。ほぼ真っ黒の蝶々である。子どもの学校でも育てていて、中庭に幼虫のエサとなる「ウマノスズクサ」を植えている。確かにこの辺りよく飛んでいる。

ジャコウアゲハのサナギを別名「お菊虫」と言うそうだ。姫路城が「皿屋敷」の舞台となっていて(全国に伝承があるらしいが)、お菊さんが亡くなったあと、「女が後ろ手に縛られたような形の虫」が大発生したらしい。きっとお菊さんの化身だ、ということになった。「姫路名物お菊虫」として昔は土産物として売られていたこともあるそうだ。
という話からの、市蝶指定。わたしが蝶々はオバケの類と感じるのも、ある意味間違いではなかったようだ。

さて、わたしが実家から持ってきた小皿があり、使うぶんだけ出して、あとは木箱に納めてある。それが、確かわたしは5枚しか出してなかったはずなのに、8枚くらいに増えていて、家族に誰か出した?と聞いたら誰も知らないと言う。
まあ、減る皿もあれば増える皿もあるよな〜。ということで、うちでは「妖怪皿増やし」と呼んで親しんでいる。

うちには他にも「妖怪らくガキ」というのがいるらしい。うちの壁やふすまの、ちょうど子どもの手の届くあたりにえんぴつで何か書いた跡が残っている。子どもに聞くと、ぼく知らんと言うので、おかしいな〜不思議だな〜きっと妖怪の仕業かな〜ということになった。らくガキのガキは、クソガキのガキである。

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