mixiユーザー(id:66120937)

2018年09月13日12:51

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物語の時間

高校生くらいの時は、物語を考えるのが好きだった。といってもストーリーができなくて、設定だけで終わるのがほとんどだった。
10代後半〜20代前半は、その設定と、現実との二重生活をしているような感じだった。自分はその中にいないけれど、物語世界の中が満たされていればそれで良かった。恋など必要なかった。
前に「ねほりんぱほりん」の腐女子の回で、「天井と床の関係に萌える」と言ったりしていたのに、すごく共感した。そんな感じだ。わたしはそっちの趣味はないが、似たようなものだ。

主人公がいて、憧れの男子がいて、その人が憧れる女子がいて、親友の女子がいて、親友の男子がいて、その彼女がいて、あといろいろたくさん、というのが定番パターン。

ストーリーは動かない。恋はいつまでたっても始まらない。設定に満足して、主人公が友達と仲良くて楽しければもういいやー、ていう気分になる。それだけで安眠できる。

転校ばかりしているせいか、幼なじみとか親友に対しての憧れが過ぎる。脇キャラの親友男子が、なぜか勝手に存在感が増してくる。恋なんかどうでもいい。
だから彼女はいても気にならないけど、男友達に嫉妬する。自分が男の子だったら良かったのに、とか思っている。でも友達。ずっと、最愛の親友。ただの彼女になんかなりたくもない。



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