mixiユーザー(id:66120937)

2018年09月11日00:06

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ふたつだけ

親に感謝できることがある。

ひとつは、学校の成績のことを一切言われなかったことだ。もちろん宿題をちゃんとしろとか、そういうことは言われたが、成績が良くても褒められないし、悪くても怒られることはなかった。それは有難かった。テストの答案用紙を見せる習慣もなく、自分で机に保管していた。
女の子だから勉強は重視されなかった、という一面はある。勉強で一番になりたい人だったら悔しかったかもしれない。わたしは特に勉強が好きではなかったので、別にそれで都合が良かった。
あまり人に良くも悪くも評価されるのは好きではない。

もうひとつは、わたしがいくらお絵描きばかりしていても、それを禁じられなかったことだ。えんぴつと白い紙があれば、いつまでも楽しかった。絵を描くことで、本当に助けられた。
もうちょっと外で遊べ、とはよく言われていた。ただ、絵なんか描くなとは言われなかった。
本ばっかり読むな、は時々言われたかな。世の中のことは本に書いてあることとは違うんよ、と言われた。なぜか自分と違う意見は、全部本から仕入れていると思っていたらしい…。

結局、親というのは何かすることよりも、何かしないことによってのみ役に立つものだろうか、と考えている。
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