mixiユーザー(id:4941862)

2018年09月03日20:02

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映画「カクテル」☆

2018年8月20日(BS鑑賞)

チャラい、軽い、ハッピーな80年代のお馬鹿映画と言って差し支えない、ある意味で金字塔的な作品で、「脚本とか気にしていたら映画は撮れないんだよ!」という監督の熱い想いが伝わってくるようでした。

物語は、トム・クルーズがNYで成功するためにバイトで始めたバーテンダーの仕事で成功する話とエリザベス・シューをモノにする過程を描いています。

筋書きのないドラマというと聞こえがいいかもしれませんが、この映画本当に脚本に基づいて打合せとかしたのかと疑いたくなるレベルのどうしようもない話です。
しかし、映像作品としての成功は担保されており、当時としても人気がうなぎ上りだった若手俳優T・クルーズと、すでに人気絶頂だったE・シューの魅力的な姿を観られれば、もうそれ以外なにも必要ないという観客は多かったのではないでしょうか。

特に行き当たりばったりの脚本が極地に達するのが、E・ショーと出会った後に男同士の賭けでマダムをT・クルーズが口説けるかという話になり、当然口説くことに成功する(ブックマッチの付け方が最高にカッコいい)のですが、その後お持ち帰りをするというただの恋の鞘当てとしか役割を果たさない下品な演出に結構覚めました。
※しかも、その光景をE・ショーに見られていたことで不仲になるというお約束展開付き。

しかし、80年代の時代性を体現したような素晴らしい映画ですし、とにかく出てくる女の質は極上のため、観終わった後にハッピーな気分になれることは間違いありません。


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