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2018年09月03日08:35

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シンプル

学校という場所は緊張するところで、基本的に朝から帰るまでずーっと緊張しているのが普通だった。
授業中は楽(体育以外)だけど、休憩時間は辛い、お昼休みはもっと辛い。委員会活動とか文化祭の準備とかはもっと辛い。
テストの時間は、とても楽。中間試験、期末試験の期間中は天国。行って帰ってくるだけでいい。

親戚の大人の人に、「学校楽しい?」と聞かれることがあったが、なんだその質問?と思っていた。辛いのを頑張って行く、それが学校、遊びに行くんじゃねーぞ、みたいな。

幼稚園が一番辛くて、小学校、中学校、高校、大学、とだんだん楽になっていった。班活動などでみんなでいっしょ、がなくなって、だんだん個別になっていくからかも。

中学生の時に考えていたことは、つまりは世界はもっと単純でいいんだということ。丸は丸い、赤は赤い、歩くのは前に進むため、話すのは言葉を伝えるため、手を伸ばすのは遠くのものを取るため。原始時代の人とか、野生動物とか、そうやってきたはず。こうやったら変に見えるかなとか、この辺が妥当かなとか、そういうのではなく。
自分を良く見せたとしても、それも自分の感情のまま。可笑しいから笑う、悲しいから泣く、それでいい。

人前で我を忘れるのが難しかった。夢中になれなかった。それでも人からは「マイペース」と言われることが多かった。やることが遅いと、周りを気にしていないように見えるのかな。もっと周りを気にしろ、とか逆に言われたりして、何なんだろう。

単純に考えること、我を忘れる方法、変に思われても本来の目的のままに思い切って動くこと、を覚えようとしていた。
他の人が思春期で、人の目を気にし始めた頃に。

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