知床経由尾岱沼

2018年7月30日 月曜日 晴れのち時々曇り
起床7時14分。この時点で昨夜のライダーの半数近くが既に出発していたようだ。熾烈（どこがだ？）なビリ争いに勝利しブービー賞あたりを獲得した。出発9時半頃、網走の給油記録9時44分から逆算。

キャンプ場でカップラーメンを食っているが、それだけでは足りないので網走でメシ屋を探す。ないそして再びセイコーマート!
「飽き飽きしてるけど他に無いんだよだあ」と傍のチャリダーに聞こえるように呟く。
「そうですねえ」と言わす。

北海道では雲ばかり撮っている。今日は地上部分も良かったので地へ線を中央にして撮る。だが露出を雲に合わせると地上が潰れ、地上に合わせると雲が飛ぶ。
何か最新のフォトショップで複数の写真を合成する機能があると小耳に挟んだ。

知床へ。知床峠は思いのほか低かった。羅臼のキャンプ場も熊の湯もちと早い。とりあえず相泊へ向かう。

途中、ルサフィールドハウスという施設に立ち寄る。知床岬への情報満載だ。20代の頃に挑戦して敗退した事がある。その頃は25万分の1地形図に手書きで情報を記入された物のコピーを入手して挑むしかなかった。相泊の飯屋の主人に行こうとするのを見咎められ、ソロだと知れるとこっぴどく叱られた。途中に危険な箇所があり撤退を決意するのだが、その主人の忠告があればこそかも知れない。
その飯屋がイクラ丼で有名な店だったと思うが、今は建物はあるが店はない。

羅臼に戻る。もう、とにかくセイコーマート以外の所で食べたい。多少値は張っても良い。
純の番屋、ウニ丼が食べたかったが2千円代後半、許されざる贅沢だ。2千円弱の海鮮丼にする。サービスでカレイの煮物を付けてくれた。御飯もサービスしようか？と言ってくれたが遅い。閉店間際だから遠慮してたのだ。ライスお代わりも少し考えていた。

空は曇天、野宿はしない。中標津と別海にキャンプ場があるのでどちらかにしようと思っていた。だが尾岱沼にキャンプ場があった。近くに温泉あり、ランドリーあり、近くにセイコーマートがあり酒の心配もない、バイクも乗り入れられる。全ての条件が整っている。ここに決めた。麦酒開栓時刻19時半頃。だが洗濯機が回っているので完全な作業終了時刻ではない。

酒を買い出したり温泉に入ったりする際、村でお祭りがある事を知る。メインイベントはカラオケ大会。とても楽しくなさそうなお祭りである。付き合いで参加が義務付けられていても、なんとかパスしたいお祭りである。田舎暮らしも何かと気苦労がありそうだ。