「警視庁公安J　ブラックチェイン」（#730）

週末ももう終わりか。さびしいな。。。

書名：「警視庁公安J　ブラックチェイン」
著者：鈴峯紅也
版元：徳間書店（文庫）

「C国には困窮や一人っ子政策により戸籍を持たない、この世には存在しないはずの子供
＜黒孩子＞がいる。
　多くの子は成人になることなく命の火を消すが、一部、兵士として英才教育を施され、日本に
送り込まれた男たちがいた。
　組織の名は「ブラックチェイン」。
　人身・臓器売買、密輸、暗殺と金のために犯罪をおかすシンジケートである。
　キャリア公安捜査官の主人公が巨悪組織壊滅へと乗り出す」
ってな感じ。

シリーズ三冊目。
おもしろかった。
続きが気になってスイスイ読めちゃう。

同じ著者が他社から出してる文庫と登場人物がかぶっていて、ここでは主役、よそでは脇役、
みたいになってる。
組織犯罪対策課のシリーズの主人公がかっこいい気がしてたけど、こちらもなかなかかっこいい。
公安って、なんかコワそうだけど、この本だと面白そうだし、血が通ってる気がする。