内容は前回と同じです
テーマは 回転する です
四方投げ
・初手から動けない
五原則の“氣が出ている”が大前提なので、不必要に意識しない
丹田から動く、丹田を通る中心軸から廻ることにとに意識しすぎている
点や線ではブレやすいので、自身を円柱（三次元）に例え回転してみる
上手くいかない時は、大抵前のめりか身体の部位が個々に動いているはずです
楷書の時のように、相手の手首を取りに行っている →
これは、極端に言えば持つ必要もありませんし、適当な処で持てます
気にせず 身体 を廻しましょう
・受けへの提案
氣の方向が解り易いように持ち方を変えてあげる
例えば肩口に向けるとか、取りの指先に向けてあげるとか方向を感じやすくする
・足を出してからぶつかる、動けない
楷書のように前に出ている → 回転です 自ずと足の出し方も変わります
・両手を上げてから、その間をくぐる時に止まる等
相手との身長差にもよりますが、大体自分の額ぐらいまで上がります
後は基本通り、手の甲にて額の汗を拭うように動く
又は暖簾を潜るように動けば良いだけです
呼吸投げ
上記と同じです 横を向きます ← ほぼ90度横向きです 斜めはありえない
投げようとする気持ちが先走ると、斜めを向いて止まってしまいます
手・腕は投げるというよりは、上がったから落ちるぐらいです
最後まで氣を切らない いちいち動作の確認をしない様にしてください
両方に共通しますが、手は 上がり ます → 上げようとする必要はありません
この辺りは感覚の問題でしょうが、技の動きは“知って”いるので意識する必要がない
其処にしか動かしようがない位置 というものがありますし、理解できるはずです
上記を理解できれば 片手取り両手持ち呼吸投げ（入り身）も同じです
楷書は
� 〆語�を右踵まで引き付ける
�◆￣ι┐鮃發�上げ左足の前に置く
同時に腰を落とし、左腕を曲げ受の両腕と前腕が一直線になるようにする
�� 両膝を伸ばし、左腕を伸ばす（指先を落とす）
�ぁ〆枯咾鮓�の高さぐらいまで上げる
�ァ〆限�を受の右足の外側へ出し、左右運動
これが
体を横に向けるように回転し、指先を上げて下ろす になります
体を横に向ければ腋が閉まり指先は下がってきます
手は受が押してくれるので放っておけば下がるし、慣性力で簡単に上がります
後は上がった手を下ろすだけです
相手の“氣”を動かす、導く稽古です
相手の小指の筋を伸ばすといった体の部分は従前のものより緩く感じます
ただ、受は“丁度良い”、“良い塩梅”で動かされている？ことが解るはずです
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