二冊目。
書名:「頼むから、ほっといてくれ」
著者:桂望実
版元:幻冬舎
「トランポリン競技でオリンピック出場を目指す五人がいた。
少年の頃から勝利と敗北を繰り返してきた彼らに安直な仲間意識はない。
夢舞台に立てるのは二人だけ。
その現実が彼らの青洲を息苦しいものに変えていく。
自分との闘い、ライバルへの嫉妬、周囲の期待。。。
選ばれるのは誰だ。
懸命に生きる者だけが味わう歓喜と孤独を描いた長編」
だそうな。
おもしろかった。
トランポリンをやってみたくなった。
たぶん幼稚園の頃にやったことある気がする。
その頃は楽しく感じたけど、競技としてやると、大変なんだろうな。
自分も昔、ボート競技をやってたんだが、マイナースポーツってのは大変だよな。
それじゃなかなか食ってけないし。。
自分で止めるって決めて止めれるのは、ある意味幸せなんだと思う。
自分自身は続けたいのに、周囲の環境のせいで止めるっていうのは、辛いんだろな。。
何でも飲みこみが早くて、すぐに身に付けられるやつと、覚えが悪くて、一歩進むのに時間がかかるやつ。どっちがいいんだろな。
本人次第なんだろうけど、いろんなタイプの人間がいて、順風満帆に見えても、本人にしかわからない苦労があったりするんだろな。
そういう意味では、完璧な人間なんていないのかも知れない。
みんなそれぞれ、手を抜かずに、自分にできることを愚直に続ければ、いつかゴールに辿り着ける、と思いたいし、きっとそうなんだと思う。
ログインしてコメントを確認・投稿する