mixiユーザー(id:4795751)

2017年12月25日19:08

344 view

「DESTINY 鎌倉ものがたり」@TOHOシネマズ渋谷

これはどうしようかなぁと迷っていたが、ちょうどポイントが貯まっていたので、日曜日の朝一の回に無料で鑑賞。お目当てはメインの2人ではなく、安藤サクラ&田中泯ハート達(複数ハート)

ミステリー作家の一色正和(堺雅人)と結婚し、彼が暮らす古都・鎌倉へとやって来た亜紀子(高畑充希)。魔物や幽霊が普通に行き交う光景を目の当たりにして、初めてここが人と人ならざるものが仲良く暮らす街と知る。正和も執筆のかたわら、警察に協力して魔物がらみの怪事件を解決する探偵としても活躍していた。そんなある日、亜紀子が不慮の事故で亡くなり、魂が黄泉の国へと旅立ってしまう。正和は魔物に連れ去られた亜紀子を取り戻すべく、江ノ電に乗って自らも黄泉の国へと向かうのだったが…。

************** 重要部分ネタバレなし **************

冒頭、新婚旅行から帰ってきて歩いている2人。その目の前をいきなり河童が横切る。驚く亜希子に正和は「ただの河童だろ」、「ここは鎌倉だぜ」でこの世界観を観客に納得させる。CGでちょいちょい出てくる小さい妖怪たちが可愛く、人間が演じる妖怪や幽霊も個性豊か。山崎貴監督だけあって、VFXは安心のクオリティ。CGの使い方に遊び心があって楽しかったるんるん

魔物たちが集う夜市のシーンもなかなか気合い入っていた。特殊メイクを施した様々な魔物が屋台の売り手やお客としてワラワラ出てきて、そこに人間もお客として混ざっているという光景。これが怖さとユーモアが同居していて不思議な感覚でワクワクしたわーい(嬉しい顔)

前半は人と妖怪や幽霊が共存する鎌倉の街が舞台のほのぼの日常ファンタジー、後半は夫婦愛と壮大な冒険アクションものといった感じ。さらに正和は魔物がらみの探偵として事件解決にあたったり、担当編集の堤さんのエピソードもあったりとやや雑多で散らかった印象も否めない。

ちょっと興醒めなのはやたら音楽がかかって盛り上げようとするところ。これだけよい役者を揃えて、映像のクオリティも素晴らしいのだから、あまり多用しなくていいのにと思ってしまった。これは私の個人的な好みなのかもしれないが、冒頭から音楽がすごくてセリフがやや聞き取りづらかったりしたのも事実。

出演者はとにかくかなりの豪華さぴかぴか(新しい)堤真一、安藤サクラ、田中泯、中村玉緒、 中村玉緒、市川実日子、ムロツヨシ、要潤、大倉孝二、神戸浩、國村隼、木下ほうか、瀬戸たかの、鶴田真由、薬師丸ひろ子、 吉行和子 、橋爪功、三浦友和、古田新太(声の出演)と普通の映画3本分くらいの役者陣。

観たかった安藤サクラちゃんの死神はかっこいいし、さすがの演技。やっぱり好きだわぁ目がハート、サクラちゃん。田中泯さんの貧乏神もなんともお茶目で素敵だった。どちらも負の要素だけど、こんな神様なら会ってみたいわ。

大人から子供まで楽しめるエンタメ作として、冬休み映画としてピッタリでしょうexclamation ×2正和&亜紀子のラブラブっぷりがちょっと痒いけどあっかんべー、こんな運命の人に出会えたらきっと幸せだろうね。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する